レバノンでアフマディーネジャード暗殺計画未遂?
2010年10月19日付 Jam-e Jam 紙

クウェート紙「アル・スィヤーサ」は、マフムード・アフマディーネジャード大統領がレバノン訪問中、一部のグループによる暗殺計画を間一髪逃れていたと報じた。

 ニュースサイト「マシュレグ」によると、暗殺計画はアフマディーネジャード大統領のレバノン南部訪問を標的にしたもので、レバノン軍からの情報によって、未遂に終わったという。

 アル・スィヤーサ紙は、事情にきわめて通じているとされる筋からの情報として、アフマディーネジャード大統領一行が演説のためにビント・ジャビールに到着するのが2時間遅れたのは、アフマディーネジャード暗殺計画の存在を示す情報が得られたことが理由であったと指摘している。

 同紙の報道によると、イラン側一行とその警備隊がビント・ジャビールに向かって移動していた際、地域に怪しげな動きがあるとの情報がレバノン軍から寄せられ、それを受け、大統領一行はベイルート空港に引き返したという。

 同紙はさらに、この事件の後、レバノンのミシェル・スライマーン大統領はアフマディーネジャード大統領に連絡を入れ、時間不足を口実にレバノン南部行きを控えるよう求めたものの、アフマディーネジャード大統領はこれを受け入れなかったと報じている。

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( 翻訳者:斎藤正道 )
( 記事ID:20593 )