アメリカのジョージ・ブッシュ前大統領は、自身の新著の中で、自らの好戦的性格を証明するような興味深い告白をしている。
ウェブサイト「イラン・ディプロマシー」によると、英ガーディアン紙は同書の一節に触れて、「ブッシュ氏は、イラン及びシリアに対する攻撃を検討するよう、ペンタゴンに命令を下していた」と指摘しているという。
ガーディアン紙が入手した497ページからなるブッシュ執筆の同書のなかで、米前大統領は「私は対イラン攻撃用に準備された作戦計画を検討するよう、ペンタゴンに指示した」と明確に記している。
その一方で、ブッシュは同書のなかで、自身のこうした行動は、攻撃へ向けたカウントダウンをしばらくの間停止させ、同時に〔対イラン〕攻撃用に準備された作戦計画、ならびにそれがもたらすであろう結果について検討させることで、ペンタゴンの頭脳を活性化させることが目的であった、と記しているという。
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( 翻訳者:山本和代 )
( 記事ID:20708 )