ロサンゼルス在住のイラン人歌手、再びイランに招待される
2010年11月11日付 Mardomsalari 紙

以前、ロサンゼルス在住のイラン人歌手ナスロッラー・モイーン氏に〔イラン公演の〕打診があったとのニュースが、複数のニュースサイトで報じられたが、今回この歌手の近縁の人物が明かしたところによると、モイーン氏に対して再度イランへの帰国の提案があったとのことだ。

 ニュースサイト「サフィール」が親族の人物の発言として伝えたところによると、現在の状況から判断するならば、モイーン氏が近々イランを訪れる可能性はかなり高いという。

 この人物の説明によると、モイーン氏が60年代のはじめ〔西暦1980年代前半〕にイランを出国したのは、目の治療を受けるためで、他意はなかったとされる。

 またこの人物によると、モイーン氏はイラン伝統音楽の某人気歌手に大変興味があり、さらにイランに帰国して才能ある若者たちを発掘することにも関心があるという。

 この人物はさらに、「モイーンはイランにいる家族との再会を今から楽しみにしている。彼は反体制活動に関わっておらず、また〔イラン国内から帰国の〕招待を受けていることなどを考え合わせるならば、彼がイランに入国することには何の問題もないだろう。十中八九、この歌手のイラン訪問が近い将来実現するだろう」と指摘している。

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( 翻訳者:小野大器 )
( 記事ID:20712 )