エスキシェヒル一家殺人事件の犠牲者6人に―ようやく犯人逮捕
2010年11月17日付 Radikal 紙

エスキシェヒルにおいて断食月に4名、その後1名、同一の家族を合計5名殺害したとされる容疑者が、さらに1名殺害した後逮捕された。

エスキシェヒルにおいて8月、隣人の家へ散弾銃とともに侵入し断食後の食卓で4名を殺害し、指名手配されていたが「残りも殺害する」と脅迫を行い先週再び同じ家で35歳の双子の兄弟のうちメフメト・サードゥク・トプラクを殺害した55歳のイフサン・ドウは、本日(17日)6人目の犠牲者を殺害した後逮捕された。

エスキシェヒル市マッタリプ地区(以前は、町bedle)在住のイフサン・ドウは、互いに敵対していたユスフ・トプラクの家へ8月23日に散弾銃とともに侵入した。ドウは、断食後の食卓にいた一家のうち62歳のユスフ・トプラク、妻で59歳のファトマ・トプラク、息子で39歳のセラハッティン・トプラクと親戚で48歳のゼイネプ・ルハンを殺害した。ユスフ・トプラクの双子の息子のうち35歳のメフメト・サードゥク・トプラクも襲撃で負傷した。一連の殺人の後逃亡していたイフサン・ドウを逮捕することはどうしてもできなかった。ムッタリプで数名に情報を送っていたドウは、「残りも殺害する」と話し、襲撃で負傷したが助かったメフメト・サードゥク・トプラク、双子のメフメト・エミン・トプラク、そして彼らの兄弟で結婚し4人の子供の母親であるナジイェ・ボウトをも標的にし脅迫を行った。

イフサン・ドウが女装し夜間に同地区を訪れ、新たな襲撃の計画を練っているとの通報があり、双子の兄弟メフメト・サードゥクとメフメト・エミンは護衛を要請した。軍警察は一時期トプラク家の前で護衛を行ったが、その後は護衛をやめていた。

イフサン・ドウは、先週金曜午前3時ごろ女装して同地区を訪れ再度散弾銃でトプラク家を襲撃した。双子の兄弟メフメト・サードゥク、メフメト・エミンが眠る部屋の窓から中へと続けざまに発砲を行った。以前の襲撃で負傷し何日も入院し治療を受けていたメフメト・サードゥク・トプラクは死亡したが、双子の兄弟メフメト・エミンは隣の部屋へと逃げ込み無傷で難を逃れた。

■バイラムで血が流れた

イフサン・ドウは、本日16時ごろに再び姿を現した。ムッタリプ地区のある家へ向かい身を隠していたイフサン・ドウは、以前殺害したユスフ・トプラクの義理の兄弟、ズヤ・アクンに散弾銃を発砲した。アクンはこの発砲で死亡した。6人目の殺人を犯したイフサン・ドウは、地区の治安部隊によりその後すぐに逮捕された。

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( 翻訳者:岩根匡宏 )
( 記事ID:20714 )