新しいトルコのお人形、名前はエリフ
2010年11月20日付 Zaman 紙


トルコで、トルコ人の名前が付いたおもちゃの人形が生産される。国民教育省女子技術教育局が、「トルコのお人形・エリフ」というプロジェクトをはじめた。

プロジェクトは12の児童育成協会によって行われた審査の結果としてスタートし、アンカラ、イスタンブル、トラブゾン、アンタリヤにある学校が支援した。プロジェクトの一環として、エスキシェヒルの児童育成協会も地域独自の人形生産の取り組みを開始した。「エリフ」はおさげ髪で民族衣装を着ており、トルコ女性に特徴的な容姿に基づいて作られる。

「伝統的な民族調ゴム人形コンテスト」で「エリフ」の特徴が説明された。「エリフ」は20の異なったタイプが作られるという。児童育成協会で、教師と生徒が共同で製作した「エリフ」は、トルコ人の文化的・身体的特徴を備えたものとなる。エスキシェヒル児童育成協会のシェヌル・アザデ会長は、装飾的な人形がトルコ特許協会から「伝統的トルコ人形エリフ」として商標登録されたと述べ、「エリフ人形によって、装飾品、織物、手芸、レース編みといった、トルコ文化の豊かさを象徴する手工芸の多くの分野を披露することができます」と話す。手作りの人形は250~400トルコリラ(14000~22000円)で販売される予定。

人形の髪は、洋服のタイプによって2本の、あるいはもっとたくさんのお下げに編まれる。装飾にはアナトリアの伝統的な地域独自の手芸が使われるという。アザデ氏は「人形は地域色の宝庫であり、衣装もスカーフも、色ビーズを使ったレース飾りも、帯も、髪飾りやベルト、その他のアクセサリーも全て手作業で作られています」と話している。

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( 翻訳者:川原田喜子 )
( 記事ID:20735 )