トゥルコワーズ航空、国内線廃止へ
2010年11月23日付 Hurriyet 紙

トゥルコワーズ航空が9月にアンカラを拠点として始めた定額の国内線運航は、民間航空総局が定める「国内線を運航する航空会社は、旅客機を最低5機保有してること」という条件を満たせなかったため、廃止措置を受けた。航空券をすでに購入していた旅行者たちに対し、航空券代の払い戻しが始まった。

9月22日から一律55リラの運賃でアンカラのエセンボア空港出発の国内線運航を始めたトゥルコワーズ航空は、民間航空総局が定める「旅客機を最低5機所保有してること」という条件を満たせず、また保有する機体数も4機に減った。これによりトゥルコワーズ航空の国内線は廃止された。

トゥルコワーズ航空の2機体は犠牲祭の前にファイナンスリース会社ILFCへの負債によって、トルコ国内における機体の登録を外された。そして、レンタルした機体で運航しようとしたトゥルコワーズ航空は、利用者たちに大きな負担を強いる、10時間もの遅れを出していた。

■自分たちで撤退を望んだ

一方、トゥルコワーズ航空側が行った会見では、「9月にアンカラを拠点として始めた定額の国内線運航において、これ以上損害を出さないために、会社全体の決断として、自ら望んで、一時的に、国内線運航から撤退することを決めました」との説明がされた。

■市場で主流となると言っていたのに

トゥルコワーズ航空会長兼社長のヒダエト・アイドアン氏は、以前行なった会見で、アンカラを中心とする国内線運航において、第一段階として市場の50%を占めることを目標とし、さらにその後は市場で主要な位置を獲得したいと話していた。

アイドアン氏は、機体数を増やすことで2012年には25の拠点で運航を実現したいとも話していた。

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( 翻訳者:小川玲奈 )
( 記事ID:20766 )