イスタンブル広域市議会、危険ビル解体を含む耐震計画案承認
2010年11月25日付 Yeni Safak 紙

イスタンブル広域市(İBB)議会は、耐震性のないビルの取り壊しを承認した。これにより住民の了承のもと、ゼイトゥンブルヌ区からファーティフ区、カドゥキョイ区からアヴジュラル区にかけて都市大改造が始まった。

イスタンブルは大地震の発生に備えている。İBB議会は、世界最大級の都市改造計画の最初の一歩を踏み出した。議会は、耐震性のないビルの解体を承認した。İBB議会は、先日の会議で都市改造計画を検討していた際、以前実施された耐震検査で評価の低かったビルの解体を満場一致で賛同した。İBB議会の承認により、ゼイトゥンブルヌ-ファーティフ区、カドゥキイ区-アヴジュラルの都市大改造が始まる。

■該当区画民はまとめて

ファーティフ区のムスタファ・デミル区長は、この件に関して会見を行ない、議会の決定は、「10万分の1イスタンブル環境整備計画」と関係している、と述べた。デミル区長は、今回の決定は地震及び自然災害危険防止計画の一部であると語り、「一つの区画で一戸以上の家屋が危険な状態にある場合、崩れそうなビルで生活している人々が集められ、住民の了承のもとで解体されることなる。解体が行われる区画は統合され、これまでよりも開発の権限が認められることとなる」と述べた。

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( 翻訳者:大久保はるか )
( 記事ID:20786 )