漏えい米外交公電のなかのトルコ―サルコジのトルコ嫌いはここまで
2010年12月01日付 Yeni Safak 紙


ウィキリークスが公開したアメリカの機密文書によると、エッフェル塔がトルコ国旗の色に染まった日、フランス大統領秘書官らはフランスのニコラ・サルコジ大統領がこれを見て憤激するだろうと、飛行機の航路を変更させたという。

イギリスのガーディアン紙によると、2009年12月に在パリ・アメリカ大使チャールズ・リヴキンからヒラリー・クリントン国務長官へと送られた機密文書には、彼らが接触したエリゼ宮殿の人物らが、サルコジ大統領が好まないために避けていたことがらが列挙し報告していたという。

文書ではこの例として、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の訪仏への敬意として、赤と白に点灯されたエッフェル塔を大統領が見ないように、秘書らは、サルコジ大統領の搭乗する飛行機の航路を変更させたとしている。

社会党出身のパリ市長ベルトラン・ドラノエ氏は、「トルコ月間」の活動の一環として、またフランスを訪問するエルドアン首相への敬意の表れとして、エッフェル塔をトルコ国旗の色(赤白)に点灯させていた。

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( 翻訳者:岩根匡宏 )
( 記事ID:20832 )