ディヤルバクル経済活況、工場団地に空きなし
2010年12月02日付 Zaman 紙


誘致と民主的改革によって進められた措置は、失業者の割合が最も高い県に吉報をもたらした。この最も具体的な例となったディヤルバクルでは、工業団地に空きが残っていない状態である。大企業がこぞって投資を行った結果、ディヤルバクルの海外輸出額の記録は更新された。2008年の時点で8千900万ドルの輸出額だったのが、去年は1億2200万ドルに達した。

誘致と民主的改革によって進められた措置は、起業家たちによる南東部への融資を勢いづけた。失業者の割合が最も高い県に、ここ最近、投資が行われるようになった。そのなかで最たる例が、ディヤルバクルである。工業団地(OSB)にはもう空きが残っていない。投資者の要請により、第2番目の OSBの計画が始められた。企業が増加するにつれ、ディヤルバクルは、市の輸出額の記録を打ち立てた。2008年の時点で8千900万ドルの輸出額だったのが、去年は1億2200万ドルに達した。今年はいうと、1億5千万ドルを越える見込みである。

2008年に80あった企業は、昨年は95へ、今年は120へとその数を上昇させた。加えて46の工場が建設途中にあり、設立が計画されている企業は30ある。ここ2年のあいだ、雇用者の数は3千500から4千500に上がった。ディヤルバクル集約産業雇用者組合(DOSİAD)代表アズィズ・アズクルチュは、532ヘクタールの土地を所有する工業団地(OSB)が2年間でいっぱいになったこと、4千500人が雇用されたことを明らかにした。オズクルチュ代表は、「人々は、暴力を望んではいません。安らかな環境を求めているのです。ディヤルバクルが活性化することを望まない人たちもいます。共和国が設立されて以来そうなのです。ディヤルバクルは意図的に見放されたのです。ここに来たがった起業家たちは妨害されました。暴力沙汰が終われば、ディヤルバクルは大きく伸張します。ディヤルバクルを止めることは誰にもできないのです」と語った。

経済発展のため政府が行った誘致も重要な役割を担ったことを述べるオズクルチュ氏は、その恩恵を大いに受けた県の一つがディヤルバクルであることを強調した。そして、ディヤルバクルへの投資には大きな利益があることを説明し、「ディヤルバクルで、特に生産施設を設立することは、直接、輸出額につながります。近隣諸国がとても近いからです。シリア、パキスタン、レバノン、イラク、そしてイランは、トルコで生産された製品を輸入しています。こうなれば、ここの企業はとても簡単に輸出額を増加させる機会を得るのです」と話した。

近年進展した民主的改革のおかげで、長い間、辛酸をなめてきた南東部の人々の生活が少しは楽になったと表現するオズクルチュ代表は、今日の状況がここ30年のあいだで最も良いものであるとし、以下のように続けた。

「安らかな環境がおとずれて、この地域に大きな発展がありました。OSBには現在、空きがありません。毎日、新しい企業が誕生しています。建設過程にある企業は2-3カ月後、生産を始めるでしょう。生産を行う企業の数は160を越えます。これは、直接、雇用につながるのです。」

オズクルチュ氏は、ボイダク・ホールディングが2011年にディヤルバクル工業団地でソファとベッドの生産を始めること、それに伴って500人の従業員が雇用されること、こうした投資に相乗効果があると述べる。そして、ボイダク・ホールディングがディヤルバクルで生産を始めることは、国内外の企業を活性化させると明らかにし、以下のように続けた。

「ディヤルバクルに資本の流入が起こります。なぜなら、ボイダクのような大企業がここへ来ることは、安定した環境を示す最もよい例になるからです。同じように、ここの大企業はしっくいの生産を始めるでしょう。そこでは千人が雇用されます。ディヤルバクルの人口の半分は若者です。失業中の若者が数万といます。投資が行われる際、雇用の面で問題が起こることはありません。ディヤルバクルは、観光、大理石、繊維、そして食品部門での投資にとって非常に魅力的な土地です。特に、食品部門では非常に優れています。私たちの土地はいわば穀倉地です。企業はここで国内市場に参入しなくとも、簡単に輸出を始めることができます。」

ディヤルバクル商工会議所ガリプ・エンサリオール会頭は、今までの暴力的な環境が地域の経済発展の足枷となっていたと述べた。そして、「現在、ディヤルバクルは150万人の人口を抱えており、トルコで最も失業者の割合が高い地域です。ここ数年における安定した環境は、町を、経済面において活性化させ、起業家の投資を後押ししました」と話した。ディヤルバクル事業家・起業家組合代表のアラーディン・コルクタナ氏は、町を魅力的な場所にするのに市民団体(STK)らが重要な役割を果たしていると説明した。そして、組合としては、人々に知識や情報を持ってもらうよう説明会を開いていると強調し、民主的な改革が投資を促進したと明らかにした。

■ ディヤルバクル出身の起業家たちによる要請

・ディヤルバクル県は、工業団地(OSB)の3キロ先を走る鉄道路線を、OSBまで引いてくること。ここに新しい貨物駅を設けること。
・地域の港との交通網が、鉄道を介して確保されること。
・2年間からディヤルバクルで使用されている天然ガスを、緊急にOSBまで引くこと。
・国際線のある民間の空港が敷設されること。
・シャンルウルファまで来ている高速道路を、ディヤルバクルまで延長し、ここからハブル(イラク国境)までつなげるべき。
・交通輸送のための燃料費の支援が行われること。

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( 翻訳者:西山愛実 )
( 記事ID:20837 )