ハーフェズとサーディー記念日の世界登録へ向け、ファールス州が取り組み
2010年11月29日付 Jam-e Jam 紙

ファールス州企画担当副知事は、「ハーフェズ記念日」と「サーディー記念日」の世界登録を目指し、活動を行っていることを明らかにした。

 ISNA通信によると、ファルハード・サッジャーディー氏は、「ファールス州は神聖なるイラン・イスラーム共和国体制の文化と文明の揺りかごだ」と指摘した上で、UNESCO代表らとの間で行われている継続的交渉によって、「ハーフェズの日」と「サーディーの日」が世界登録されることに期待を表明した。

 ハーフェズとサーディーの両記念日〔の制定〕は、1376年オルディーベヘシュト月〔西暦1997年4/5月〕に公式に発表され、オルディーベヘシュト月1日〔4月21日〕を「サーディー記念日」、メフル月20日〔10月12日〕を「ハーフェズ記念日」とすることが示された。

 なお、イランでは詩人や著述家の名前を冠した文化記念日が制定されたことは、それまで一度もなかった。

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( 翻訳者:小原智恵 )
( 記事ID:20841 )