トルコ風呂の煙突から、女風呂へ男性作業員、転落
2010年12月03日付 Milliyet 紙


カイセリにあるハマムに入っていたファトマ・エルデム(42)と、その娘のメルベ(16)の脇へ、ハマムの煙突を掃除していたムサ・アスランがバランスを崩して落下した。

 事故は、メリクガーズィ郡のフナト地区にあるフナトハマムにおいて起こった。母のファトマ・エルデムは娘のメルベと連れ立ってこのハマムを訪れた。丁度同じ頃、煙突掃除の作業員であるムサ・アスランは、同僚の作業員ムスタファ・マズジュと共に、このハマムの煙突掃除を行うため、屋上へ上った。煙突に梯子をかけて掃除を始めようとしたムサ・アスランは、バランスを崩して7mの高さから、女性たちが入っていた浴場へと落下した。明り取りの窓を突き破って落下したアスランは重傷を負い、ファトマとメルベのエルデム母娘も降ってきたガラスで負傷した。

 大きな恐怖に襲われた母娘は、教育・研究病院へ救急車で運ばれ、7m落下し重傷を負ったムサ・アスランは、エルジエス大学付属のゲブヘル・ネシベ病院へと運ばれた。

 事故を目撃した煙突掃除の作業員、ムスタファ・マズジュは、「ムサさんは、煙突掃除のためにかけた梯子に上った際に、バランスを崩しました。石の煙突が脆くなっており、女性風呂の方へと落ちました」と語った。事故に関する操作も開始された。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:沓澤実紗子 )
( 記事ID:20844 )