イスラエル・ネタニヤーフ首相、トルコに感謝―山火事消火飛行機派遣
2010年12月03日付 Radikal 紙

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤーフ首相は、エルドアン首相に電話をかけて感謝を述べ、ラマト・ダヴィド空軍基地でトルコ機を訪ねた。

イスラエルのハイファ市周辺で約30時間続いた山火事の消火活動に、国外から援助を行った最初の国はトルコであった。エルドアン首相に電話をかけ、感謝の意を表したネタニヤーフ首相は、ラマト・ダヴィド空軍基地で援助を行ったトルコ機のもとを訪ねた。

■ネタニヤーフ首相、「両国関係改善の端緒になると確信」

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤーフ首相は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相と行った会談で、トルコがイスラエルで起こった山火事に対してなされた援助に関して、「このことは2国間の関係を改善する端緒になることを確信させた」と述べた。
イスラエル内閣の臨時閣議で議長を務めたネタニヤーフ氏は、会議の最中も閉会の挨拶においても、トルコの援助を特に強調し、感謝を述べた。ネタニヤーフ氏は、「これは、我が国が呼びかけた国際援助に対して行われた、特別な応答を象徴していると考えている」と話した。また、エルドアン首相と行った会談に向けて、「エルドアン氏には、このところの重要なご尽力に対し、感謝しています。そしてこのことは2国間関係改善の端緒になると確信している」と語った。

■トルコ機に乗り込んだ

ネタニヤーフ首相はさらに、トルコが派遣した山火事消火飛行機のもとを、ラマト・ダヴィド空軍基地にて訪ねた。そしてその消火飛行機のうちの1機に乗り込み、トルコの消防士らにもじきじきにお礼を述べた。

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( 翻訳者:猪股玲香 )
( 記事ID:20845 )