環境汚染を理由に村人たち鉱山を襲撃
2010年12月05日付 Hurriyet 紙

ブルサのウレイル村の住民は、玄武岩を採掘する鉱山が周囲に被害をもたらしているとして、鉱山に詰めかけ機械を焼いた。
ブルサからヤロヴァに通じる道路を封鎖しようとした村人たちを、オルハンガーズィ郡長とガルニゾン司令官と警察署長らが説得した。
ブルサのオルハンガーズィ郡で鉱山に反対する村人たちが、機械に火を放った。ウレイル村の住民は、村で採掘許可を得ている玄武岩鉱山が環境汚染の原因であるとして反発を示していた。鉱山で昨日作業が開始されたのを見た約100人のグループが機械を燃やした。住民たちは、その後ブルサからイスタンブルへと通じるヤロヴァ国道を封鎖するために道に出た。しかし、住民たちは郡長のエルタン・ペイニルジオール、ガルニゾン軍警察司令部アフメト・ウズン大尉、郡警察副署長ケマレッディン・アクババによって阻止された。郡長らに被害について説明した村長のファフレッティン・デミラルは、村人がオリーブと漬物用のトウガラシを栽培していることを述べて、鉱山で使用されているダイナマイトが、オリーブの貯蔵庫や貯水槽のひび割れを、また河川や、近くを通過するトルコ国営ガス(BOTAŞ)の天然ガスのパイプラインに大きな被害をもたらしていると述べた。村人たちの主張を聞いた、ペイニルジオール郡長は、裁判に訴えることを提案した。鉱山に出されている採掘許可を取り消すために、弁護士を立てると述べた村人たちは、その後村に戻って行った。

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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:20867 )