売春捜査でぼったくりバー摘発-お水一杯75リラ!
2010年12月16日付 Hurriyet 紙

イスタンブルのバーについて密告がなされ、警察のチームがあるディスコ店の取締り捜査を行った。この捜査で、20名の外国人女性と経営者、5名の従業員が逮捕された。売春取締り捜査を行った警察は、「飲み仲間 kadeh arkadaşlığı」という夜の世界での新しい言葉があることを発見した。(おとり)捜査を行っていた警察官らは、女性らに売春交渉を申し入れたが、女性らは「私たちは、売春はしないの。『飲み仲間』になるだけ」と答えた。取締り捜査のあと請求書を見た警察には驚きが待っていた。請求書には水1杯75リラ(約4100円)と記載されていた。

売春を行っているとの密告を受け、2名の警察官が客としてクラブに入店した。警察官らはついたテーブルにお酒と果物を注文し、テーブルに来た女性に売春交渉を申し入れた。女性らは「私たちは、売春はしないの。飲み仲間になるわ」と答えた。これを受け、警察官らは外で待機していた仲間に電話をかけ、「外は氷のよう、中は暑い」と言い強制立入の合図を送った。

強制立入捜査では17名のトルコ市民権獲得者を含む20名の女性と1名の経営者、5名の従業員が逮捕された。公安当局に連行された女性の中には顔を隠す者もいた。

警察は、請求書に水一杯に75リラ(約4100円)との記載があったと話し、最も安いテーブルの会計が500リラ(27,500円)であったと明らかにした。また、新聞に毎日ホステス募集広告が出されており、店舗所有者がこれによりかなりの不法な金額を稼いでいたとみられている。

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( 翻訳者:倉本さをり )
( 記事ID:20989 )