高校生らをイラン・イラク戦争当時の戦地に派遣:《防衛準備》の授業の一環で
2010年12月14日付 Mardomsalari紙

「ラーヒヤーネ・ヌール」〔光の道を進む者、の意〕中央部隊司令官は、「バスィージと教育省の間で調整が行われた結果、〔高校の〕生徒たちは選択に応じて、《防衛準備》の授業の一環として〔イラン・イラク戦争の時の〕戦地に送られることになった」と述べた。

 ILNAの報告によると、アリー・ファズリー司令官は昨日午前に行われた記者会見で、ラーヒヤーネ・ヌールが設営しているキャンプ、ならびに防衛準備の授業に関して、以下のように述べた。

「『被抑圧者の動員』(バスィージ)機構と教育省の間で交わされた合意に従い、高校2年生用の授業として、《防衛準備》の授業を8年間に及ぶ《聖なる防衛》〔=イラン・イラク戦争〕の戦地で開講する予定である。現時点で、この計画の準備段階が始められており、すでに3万人以上の生徒が教師と共に、8年間に及ぶ《聖なる防衛》の各戦地に設営された、《防衛準備》授業の実践教育用キャンプに送られた」。

 同司令官は、生徒たちをイラン・イラク戦争時代の戦地に送り、滞在させる段階〔で何が行われる予定か〕について、「戦争の爪あとの残るアルヴァンドやアーバーダーン、シェラムチェ、デフラーヴィーイェといった戦地を見学した後、高校生の実践準備向けに用意された演習が毎晩行われることになっている」と語った。

 同氏は、キャンプ滞在期間は4日間になると指摘した上で、「学校で《防衛準備》の授業を理論的に教えても、あまり意味はなかった。生徒たちは《ソフトな攻撃》に感じやすい年ごろであることから、授業の単位の一環として、イラン南西部にある戦地に生徒たちを送ることになった。〔イラン・イラク戦争時代の戦地の様子を〕実際に目で見、《聖なる防衛》当時の思い出に耳を傾けることで、当時のこと、そして自らの現在の義務に気付いてもらうことが狙いだ」。

 ファズリー司令官は、この計画を実行するにあたり、他の機関・責任者たちの協力と支援を求めた上で、「教育省と『被抑圧者の動員』機構からは、十分な予算を用意してもらっている」と述べた。

(本記事はAsahi中東マガジンでも紹介されています。)

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(翻訳者:加藤祐大)
(記事ID:20993)