大人気TVドラマ「禁じられた恋」、イタリア語版作製へ
2010年12月20日付 Radikal 紙


連続ドラマ「禁じられた恋(Aşk-ı Memnu)」の脚本使用権をイタリアが購入した。イタリア側によってリメイクされることになった「禁じられた恋」は、ベルルスコーニ首相傘下の放送局で放映される予定。

ここ数年、海外においてトルコドラマに対する関心が高まっているなか、「禁じられた恋」も、トルコ国外で放送されている一連のトルコ原作ドラマの仲間入りを果たす。

ヒュッリイェト紙の報道によると、「禁じられた恋」が近い将来イタリアで放送されるという。
同紙によると、以前はトルコ人作家の本を輸出していたトルコの著作権代理店グローバル・エージェンシー社が、トルコドラマの脚本使用権の海外販売に乗り出したという。

同社CEOイッゼット・ピント氏は、トルコドラマとトルコ映画は海外で高い関心を集めているといい、次のように続けた。「中東をはじめとして、南アメリカやバルカン地域でもトルコの作品に関心が寄せられている。私たちも最近になって脚本使用権の販売を始めた。「禁じられた恋」の脚本はイタリアに販売した。このドラマはイタリアのベルルスコーニ首相傘下の放送局で放映される予定」と話す。

トルコドラマやトルコの番組に対する関心が高まっていると強調するピント氏によると、「禁じられた恋」はイタリア側によってリメイクされるという。ピント氏はこのドラマの制作がイタリアにとって冒険であることと、トルコドラマに対する高まる関心について、次のように述べた。

「中東とバルカン半島ではトルコドラマに対して大きな関心がよせられている。「千一夜(Binbir Gece)」と「シルバー(Gümüş)」に始まったこの動きには、「狼の谷(Kurtlar Vadisi)」といったドラマが続いた。その後、南アメリカの国々もトルコドラマへ関心を示し始めた。最近では、ヨーロッパの注目も集めつつある。実際、イタリアへ「禁じられた恋」の脚本使用権を販売した。イタリア側でドラマをリメイクする予定だが、脚本の著作権はトルコ側の所有のままとなる。最近ではブラジルといった(南アメリカの)国でも同様の話がある。脚本使用権の販売は近い将来爆発的な市場となるだろう。」

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:萩原絵理香 )
( 記事ID:21016 )