ユニバーシアード2011冬季大会を控えるエルズルム、建設ラッシュ
2010年12月21日付 Zaman紙


(トルコ)東部のパリ(訳者注)といわれるエルズルム県では、2011年冬季ユニバーシアード大会が開催されることから、この地域は一度の投資としてはトルコ共和国史上最大規模の投資対象となった。大会開催のために費やされる資金は4億米ドルとなり、パラドゥケン・スキー場では3万2千人のスキーが可能となり、6千人の雇用機会が創出された。

2011年冬季ユニバーシアード大会の開催まで秒読みとなった今、エルズルムには雪のかわりにあたかも投資が降ったかのように見える。

スキー連盟会長のオゼル・アユック氏によると、一度の投資としては史上最大規模の投資がなされた(トルコ)東部のパリ(といわれるエルズルム)は、空港から目抜き通りへ、歴史的遺跡から建造物に至るまで全て修復がなされた。この地域には冬季大会開催のために4億米ドルの投資がなされた。結果、パラドゥケンでは、3万2千人がスキー可能となり、6千人分の雇用が機会を生みだされた。エルズルムの大型ホテルは満室となっており、小規模ホテルでも一泊当たり450ユーロに達している。

町の中心にあるジェマル・ギュルセル・アリーナ競技場は、2千人用と500人用の2つのスケートリンク、3千人分の観客席があるホッケーリンク、カーリング場、スキージャンプ台が建設され、パラドゥケンのあるフヌズ・ボアズ地区には4名用の3基の新しいリフト、及び人工降雪機とスノーパークも設置された。新設備によりエルズルムでは1年の内6カ月間スキーが可能となる。フヌズ・ボアズ地区には全長3kmの「コナックル」という名の新しいスキー場も建設された。同地区には6基のリフトと人工降雪機が設置された。250万ユーロの雪崩対策システムも設置された。2011年1月27日から2月6日の間に開催される冬季ユニバーシアード大会のために、現在エルズルムには20カ国からの外国人選手が宿泊している。冬季大会に参加すると発表された国は58カ国に達した。この数字は、(今回で)25回目となる冬季大会としては新記録となると話すアユック・スキー連盟会長は、「現在までの冬季大会には(最大)49カ国が参加した」と述べた。(テレビ番組チャンネルの)TRT3は冬季大会の全プログラムを、ユーロスポーツは少なくとも4種目を生中継する。大会には4千人以上の選手とコーチが参加する。

デデマン・ホテル&リゾート・インターナショナル社の地域支配人であるアドナン・ハストゥルク氏は、冬季大会のためにパラドゥケンには100万トルコリラ(1トルコリラ=約55円)を投資したと述べた。同社はリフト及びリンクのトラック整備に関わったといい、「エルズルムに誰もいなかった時代に、私たちはホテルを建設しました。現在、ここには私どもの2つのホテルがあります。投資額は4千万米ドルとなりました。私たちがパラドゥケンをスキー場として観光に売り出したのです」と述べた。

訳者注:12月に東部諸県を訪問したクルチダルオールCHP党首が、「ディヤルバクルは東部のパリとなる」といったことで、「どこがパリか」が話題となった。その後、解放戦線時に、キャーズム・カラベキル将軍が、「エルズルムは東部のパリ」といったとのニュースが報道された。このほか、東部のある村の名称が、クルド語の「パリス」からトルコ語名称に変えられていたことも話題となっている。

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(翻訳者:石川志穂)
(記事ID:21028)