クルド語で説教のモスク、大賑わい―シュルナク県
2010年12月24日付 Radikal 紙

シュナルク県のある村では、毎週の金曜礼拝でボランティアの(=宗務庁による任命者ではない)イマームがクルド語でフトゥバを読み、説教をしている。説教を聞くために、周辺地域から人々がこの村を訪れている。

ジズレへ約4キロメートルのところにあるナラ・イスハク村で毎週金曜日にボランティアのイマームがクルド語でフトゥバを読み、説教をしている。クルド語の説教を聞くために、毎週ジズレから人々が訪れている。

人々はクルド語の説教をより理解すると明かすサイト・ロヴァナスさんは、「説教をよく理解することが出来ます。そのため、ここでクルド語で行われている説教に参加しているのです。クルド語で行われているため、周辺の村やジズレから多くの人がここへやってきて、説教に参加しています」と話した。

説教に参加したアフメト・カルタルさんは、どこでもクルド語で説教が行われるのを望んでいると明かし、「私たちはトルコ語を知らないし、理解できません。そのため、すべてがクルド語で行われるのを望んでいます」と話した。金曜の集団礼拝をし、クルド語の説教を聞くためにジズレからこの村に毎週来ていると明かすアブドゥルジェリル・オズデミルさんも、「私たちはお金をかけてここに来て、説教を聞いています。トルコ語を知らないからです」と話した。

(本記事はAsahi中東マガジンでも紹介されています。)

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( 翻訳者:小松裕美子 )
( 記事ID:21046 )