オスマン語はここで学べます―コース・ガイド
2011年01月07日付 Zaman 紙

オスマン語を学びたい、あるいはオスマン語をもう少し上達させたいと思っている人のために、沢山のコースが開講されている。イスタブル、アンカラの大都市などが中心であるが、レベルに応じた様々なクラスがある。オスマン語を勉強するためのコース・ガイドはこちら…。

最近ではオスマン・トルコ語への関心が高まり、この分野の授業や講座を開く教育機関も増えている。多くの都市の自治体は、職業訓練コースの教育訓練科目にオスマン語を加えている。各種の財団や協会もオスマン語を学びたい人々のために複数の講座を設定しており、イスタンブル、アンカラなどの大都市が中心ではあるが、これらのクラスはレベルに応じたクラス分けをしている。オスマン語を勉強するためのコース・ガイドはこちら…。

■歴史財団のアカデミック・レベル(専門家養成)セミナー

 歴史財団が行っているオスマン・トルコ語講読セミナーは、アカデミックなレベルで学びたい人々を対象にしている。セミナーは、イスタンブルとアンカラの二都市で開講。イスタンブルはリカー体のコースのみ、アンカラでは入門、手書き文書、発展の3つのレベルが設定されている。授業を担当するのは、イスタンブルでは古文書学者のフアト・レジェプ氏、アンカラではビルケント大・バシュケント大の教師陣である。登録は1月から。授業時間は都市ごとに異なる。イスタンブルでは1コース12週、計48時間。アンカラは1期3か月となっている。問い合わせ:アンカラ-312 424 05 10、イスタンブル-212 522 02 02

■トルコ古文書協会の登録がスタート

トルコ古文書協会のオスマン語コースは、大学院生・大学生、古文書学をさらに学びたい人、この分野のスペシャリストになりたい人にとってかなり理想的だ。コースは入門、リカー体、ディーワーニ―体、スィヤーカト体それぞれに分かれており、各コースはそれぞれ初級から上級にさらに分かれている。授業はムスタファ・チャクジュ、ムスタファ・キュチュク、スィナン・サタルなどの著名な講師が担当する。入門コースは3か月、他のコースは5か月。料金は1か月100TL(約5280円)。協会のアンカラ支部のコースは、大学の歴史学科の教員たちが計60時間担当する。:料金は400TL(約2万1100円)。コースの登録は1月スタート。問い合わせ:アンカラ-312 463 18 60、イスタンブル-212 512 06 84

■ボアジチ大のオスマン語コースは誰でも受講可能!

ボアジチ大の生涯学習センター(BÜYEM)が毎年開講しているオスマン語コースも、近くスタートする。受講のために大学生になる必要はなし!しかし登録前に、アカデミックなレベルで授業が進んでいくことを覚悟しておかなくてはならない。なぜなら授業はボアジチ大教員のタフスィン・タハオウル氏によって行われるからだ。一クラスのみで、ゼロの状態からスタートして手書きの文書が読めるレベルまでいく。全課程は3か月づつの6コースで修了となる。きつい勉強と授業に脱落せずについていければ、受講者は印刷物も手書きの文書も上級レベルまで行ける。授業料は700TL(約3万7千円)。登録は2月から。問い合わせ:212 359 73 41

■トルコ作家協会の多くの支部でもオスマン語のコースが!

トルコ作家協会が設置するオスマン語コースは、専門家として実力をつけたい人にはお勧めだ。協会はイスタンブルを始め、アンカラ、ブルサ、その他多くの都市の支部でオスマン・トルコ語の授業を開設している。イスタンブル支部のコースは、入門、リカー体、ディーワーニー体、スィヤーカト体の4つに分かれ、オスマン語文書の専門家であるスィナン・サタル氏が講師となって、5か月続く。コースの月謝は100TL(約5280円)。アンカラ支部ではシステムが少し異なる。受講期間は3か月、印刷物から手書きのものまでオスマン・トルコ語に関する様々なコースが設置されている。授業はガーズィー大の教員カミル・アカルス氏が担当。登録は今月始まった。問い合わせ:アンカラ-312 417 34 72、イスタンブル-212 527 75 17

■クッベアルトゥ学院―文化・芸術財団のコース

イスタンブルにあるクッベアルトゥ学院‐文化・芸術財団もオスマン・トルコ語が学べる機関の一つ。ここでのコースは、入門・発展の2つ。入門レベルでは印刷物の講読・ライティング・文法、発展レベルではリカー体、ディーワーニー体の文書を扱う。どちらも週2時間で計14週。担当講師はドゥルスン・ギュルレクとオメル・ファールク・ジャン。授業料は300TL(約15800円)。問い合わせ:-212 516 23 56

■トルコ文化貢献財団でもオスマン語講座

トルコ文化貢献財団のイスタンブル・ジャーフェルアー学院のオスマン語コースは1講座のみ開講。授業は神学者のエスダルッティン・クルチュ氏が担当する。授業料は145TL(約7650円)。申し込みは1月7日からスタート。問い合わせ:www.tkhv.org.tr

■初心者には歴史・文化研究協会

イスタンブルにある歴史・文化研究協会は、オスマン語を学びたい人たちのために入門レベルの授業を開講している。最初のレベルが4か月、その後発展レベルが4か月、計8か月のこのコースは週2時間ずつ。授業料はひと月150TL(約7900円)。問い合わせ:212 275 44 36

■ディーワーン研究・教育協会の無料クラス

ディーワーン研究・教育協会は、イスタンブル文化団体と共同で、近々非常に多くの地域でオスマン語の授業で開講する。コースは1年課程で、受講者は継続的に参加していれば、墓石など様々な種類の文字を読めるレベルにまで達する。コースは無料。問い合わせ:554 846 38 38

■科学・芸術財団は学生向き

イスタンブルのヴェファーにある科学・芸術財団は、オスマン・トルコ語のゼミナールという点で大学生向けとなっている。コースは印刷物・手書き・古文書の3段階が用意されている。どの段階から始めるかは財団が行うレベルチェックテストによって決定される。授業は研究者によって行われ、無料。登録は1月からスタート。申し込みはインターネットにて受付。詳しくはwww.bisav.org.tr

■他県でも自治体がコースを設置

イスタンブルやアンカラ以外の多くの県でもオスマン語のコースはある。ただ、こうしたコースは一般的に自治体の職業訓練コースあるいは、住民教育センターで行っている場合が多い。ブルサやネヴシェヒル、アイドゥン、オルドゥ、アール、デニズリ、アフヨンなどの県で開設され、授業料は無料。詳しくは各自治体へ問い合わせを。
s.senturk@zaman.com.tr

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( 翻訳者:杉田直子 )
( 記事ID:21136 )