ウルミエで航空機事故:死者78名、負傷者24名
2011年01月11日付 Jam-e Jam 紙


ウルミエでおきたイラン航空ボーイング727旅客機墜落事故で、これまでに78人が死亡、24人が負傷した。負傷者の一部は、危険な状態にあると伝えられている。

 ジャーメ・ジャム紙によると、日曜日午後、同機は一時間遅れでウルミエに向けてテヘラン・メフラーバード空港を発った。同機は悪天候のため、ウルミエ空港から17キロメートル地点にあるケリーサーキャンディー村への緊急着陸を余儀なくされた。

 この異常事態の後、ウルミエ空港航空安全責任者らは、乗客乗員106名を乗せた同機がレーダーから消えたのを目にして、調査を開始した。そして地元住民から緊急110番センターに通報があった結果、同機が事故に巻き込まれたことが判明した。

 奇跡的に生還した事故被害者らは、搬送された病院でイラン国営放送記者に「空港近くでパイロットからシートベルトの装着が呼びかけられた。乗客らはみな、焦燥の色を隠せないままウルミエ空港への着陸を待っていた」と語った。

 彼らはまた、「機体は霧の中に長時間とどまり、それから30分後、エンジン音が消えた。機体は激しい揺れに襲われ、機内に乗客の悲鳴が響き渡った」と続けた。

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( 翻訳者:鳥光真理子 )
( 記事ID:21198 )