ハンガリー大統領、まさかの発言「150年のトルコ支配はいいことだった」
2011年01月25日付 Milliyet 紙


パル・シュミット・ハンガリー大統領は、スペインの日刊紙ABCへのインタビューで「150年のトルコ支配は良いことだった」と述べた。パル・シュミットハンガリー大統領は、ハンガリーの輪番制議長国職や、新たに発布された新メディア法に関しスペイン紙のインタビューに応じ、その中で、トルコのEU加盟についてもふれた。

ハンガリー大統領は、その会見で「トルコの政治家たちとしばしば会合しトルコのEU加盟について長時間、話会っている。およそ1億人のイスラム教徒の国がEUに入るには、時間が必要だ」という表現を用いた。

シュミット氏は、「トルコ人によって150年間支配されたことは我々にとって幸運なことだったと思っている。支配者がトルコ人ではなく、他の民族であったならば言葉と宗教の変更を求められ、我々は同化させられていただろう。トルコ人にとって、ハンガリーは150年間戦略的な場所であった」と1541~1686年の間にトルコ人によって支配されたハンガリーはとても幸運であったと強調した。

ハンガリー首都ブダ(現ブダペスト)はスレイマン一世により1541年に征服され、ブダは1686年までの145年間、ハンガリーの一部地域については160年間、オスマン帝国の主権下に置かれていた。

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( 翻訳者:藤永巌広 )
( 記事ID:21265 )