アルダビールで40名からなる占い師集団が摘発
2011年01月16日付 Jam-e Jam 紙

アルダビール州一般革命検事長は、祈祷師を装って詐欺行為を働いていた、40名からなる占い師集団を摘発したことを明らかにした。

 ISNA(イラン学生通信)によると、ファルディーン・アルジャンギー検事長は事件の詳細を説明するなかで、「司法・情報・治安関係者らによる2年に及ぶ努力と連携、科学的捜査手法の活用、陰に陽に行われた監視、そして必要な証拠の収集の結果、市民の宗教的感情、特に人の運命に対する祈祷の影響力に関する信心を悪用し、祈祷書きや不法な金品の徴収を通じて詐欺行為に手を染めていた、日和見的な金の亡者ども40名が逮捕された」と述べた。

 同検事長はさらに、「このニセ祈祷師たちは、子宝、縁結び・恋愛成就、邪視除け、開運などの内容で、市民らをだましていた」と述べた。

 アルジャンギー氏は、市民の啓蒙こそこの種の迷信に対抗する重要な方法の一つだとした上で、「市民の権利を守るために、アルダビール一般革命検察庁は、金に目のくらんだこの種の詐欺師たちを厳しく取り締まるつもりだ」と続けた。

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( 翻訳者:小原智恵 )
( 記事ID:21302 )