税制一括法案への抗議デモに、催涙ガス―けが人多数
2011年02月03日付 Radikal 紙


税制一括法案への抗議のため、国会へデモ行進をしようとしたデモ隊に対し、催涙ガスが放たれた。

警察による解散命令を無視し、デモに参加した数千人はズィヤ・ギョカルプ通りからクズライ通りまで進んだ。警備に対して、最前列で共和人民党の議員らが肩を組み、警察がバリケードを作っていたクズライ通りまで進んだ。クズライ通りの角で解散を命じるアナウンスがなされたが、「タイイプ(エルドアン首相)の終わりはムバーラクと同じだ!」というシュプレヒコールで応戦がされた。集団は、一括法案(通称、「袋」法案)の撤回を求める横断幕をかかげ、その場に「袋」をかたどった模型も持ち込んだ。

クズライ広場には警察のバリケードが設けられていたが、デモ隊はそれを突破しようとした。 この際、共和人民党の会派副代表のインジェ氏と警察の指揮官らと間に次のようなやりとりがあった。

インジェ会派副代表、「おまえは何様だ。どうして私にここを通るなといえるのだ。私は君らが選んだ議員だ。この道を通って、前に行くぞ。」

これをうけ、混乱がはじまった。警察は動労組合関係者らに、催涙ガスを放った。共和人民党のチェティン・ソイサル議員も、催涙ガスの影響をうけた。ソイサル議員は、昨年の専売公社職員の座り込みの際にも、催涙ガスを浴びせられた一人だった。今回のデモには、HAS党のメフメト・ベキャルオール副党首も支援していた。

■県当局、「デモは不許可」と発表していた

アンカラ県知事府は、週明けに発表を行い、このデモを違法と断定し、国会周辺ではいかなるデモも許可しないこと、万が一強行しようとする場合には警察へ出動を要請すること、そして(決行され、事件が発生した場合には)法にもとづき、デモの組織者の責任を問う、と発表していた。

■県当局の「違法」決定への反発

トルコ革新労働組合連盟のスレイマン・チェレビ委員長は、「我が国の首相は、他の国で行われているデモに対しては、「民衆の声の耳を貸せ」といっているが、自分の国では民衆の声に耳をふさいでいる」と述べた。

公務員組合連盟のドンドゥ・タカ・チュナル委員長は、象徴的な「人間の鎖」を作ろうとのべ、「チュニジアやエジプトの出来事は、(首相らを)怖がらせているのだろう」との表現を用いた。

こうした(デモの)禁止は、戒厳令時代の考え方だとするTTBのエリシュ・ビラルオール委員長は、「労働者、勤労者が権利を求めると、禁止が持ち出される」と述べた。

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( 翻訳者:トルコ語メディア翻訳班 )
( 記事ID:21346 )