中国からの手工芸品の輸入、10億ドルに達する
2011年01月27日付 Mardomsalari 紙

文化遺産観光庁の手工芸品産業担当次官は、イランの手工芸品の中国への輸出について、西暦2011年に最大1億ドルを目標に中国当局と合意したことを明らかにした。

 ISNAの報道によると、中国からの手工芸品の輸入額は2008年の1億5000万ドルから、2010年には12億ドルに達したという。

 タフミーネ・ダーニヤーリー氏は自身の最近の中国訪問の成果について説明するなかで、西暦2009年におけるイランの中国への手工芸品の輸出額は1100万ドルで、西暦2010年では2600万ドルであったと指摘し、以下のように語った。「今回の合意と目標設定によれば、2011年には同国への手工芸品の輸出額は最大で1億ドルになるだろう」。

 同氏は、この訪問は北京駐在のイラン大使の招待に応じる形で、またイランの手工芸品輸出への中国市場のニーズやイラン人芸術家の素晴らしい作品に対する中国人の関心が高いことに配慮して、実現したものだと説明し、「イランと中国は文化・芸術・歴史遺産の領域において、多くの共通性を有している。こうしたことから、〔文化遺産観光庁内の〕手工芸品産業局は中国政府の当局者ら〔‥‥〕との面会で、これらの分野全てにおいて関係を深めるべく検討を行った」と述べた。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
関連記事(中国製品、健康分野にも参入:被害相次ぐ)

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:渡部智士 )
( 記事ID:21389 )