エジプト:ソハーグ県でデモが消え、安定を呼びかける声
2011年02月05日付 Al-Ahram 紙

■ソハーグ県でデモが消え、安定を呼びかける声

2011年2月5日『アル=アハラーム』

[ソハーグ:ムハンマド・ムターウィウ]


ソハーグ県下の各市町村にある7千以上のモスクで数十万人の礼拝者たちが、昨日〔4日〕の金曜礼拝の中で、悪意や敵意に満ちた者たち、腐敗した者たち、偽善者たちから神がエジプトを守り給うよう祈りを捧げた。

また、神が悪しき騒乱から同国を保護し、国民や若者たちをあらゆる災難から守るよう願った。さらに、流血が停止し、万人の財産である公共の所有物や私的所有物が保護された上で、安全と平穏と安定がエジプト全土に戻るよう祈った。

モスクの説教師やイマームたちは、金曜礼拝の説教の中で、「安全と平穏と安定の恵みは、様々な恵みの中でも最も尊く、国の発展の基礎になるものである」と強調した。また説教師たちは、国内にいつも通りの生活を取り戻すために「理性と良心の声に耳を傾けて、公共の利益を念頭に置くよう」呼びかけた。さらに、生活の糧を求める人々や病人、〔デモの影響で〕給与や収入が得られない家庭に対する神の慈悲を請いながら、暴徒や泥棒の恐怖の中で暮らし不安に怯える人々に平穏や静寂が再び訪れ、全国民に跳ね返る国家的な経済損失を食い止め、この善良な国民がこれ以上傷つき命を落とすことがないよう祈りを捧げた。

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( 翻訳者:今井花南 )
( 記事ID:21408 )