■軍最高評議会:目下の状況が終息し次第、非常事態令を解除、治安理由での訴追は行わない
2011年02月11日付『アル・アハラーム』
軍最高評議会は本日金曜日、第2の声明を発表した。文面は以下の通り。
「国の命運が決せられつつある現在進行中の事態の推移に鑑み、また国内外の事態への継続的な注視および専決事項の副大統領への委譲という決定を踏まえ、また祖国とその安全の維持と安定に対する我々の愛国的責任への信念から、軍最高評議会は以下の措置の実施を保証する。
その1:
・目下の状況が終息し次第、非常事態令を解除。
・選挙結果への異議申し立ての審理およびそれに関わる措置。
・必要な法改正の実施および決定された憲法改正に則った自由かつ清廉な大統領選挙の実施
その2:
・政権が平和裏に移行し、国民が望む自由で民主的な社会に至るまでの間、軍は一定の時間設定の中で、精確さと決意をもってこれらの措置の実施を見守ることを通じて、合法的な国民の要求を庇護しその実現に努めると約束する。
その3:
軍は不正を拒み、改革を要求した高潔な人々を治安上の理由で訴追しないことを確認し、祖国と国民の治安および安全に抵触する行為に警戒する。
同様に、我々の偉大な国民の利益と財産を維持するために、国家施設における業務の正常化と正常な生活の再開の必要性を確認する。
祖国と国民に神のご加護あれ」。
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( 翻訳者:山本薫 )
( 記事ID:21469 )