■抗議のスタンディングは悪影響を及ぼし、治安を乱す
2011年02月15日付『アル=アハラーム』
軍最高評議会は市民と職能組合および労働組合に対し、国民に選挙で選ばれた合法的な文民政権に政権が移譲されるまでのこの難しい時期に国事を運営するのに適切な環境を整えるよう要請した。
軍最高評議会は昨日の声明で、正常な生活が戻ったにもかかわらず国家の一部の部署が抗議行動を組織したことは、国の治安と市民生活に必要なサービスの提供、生産活動の動揺と停滞、国家の諸部署の活動にとって、悪影響を及ぼすと述べた。
そして、市民のあらゆる願望や期待を実現しようとする軍最高評議会の努力を支えるために皆が協力しあうべき状況下で起きているそうした抗議行動は、国家経済に悪影響を与え、責任なき者たちが非合法な活動を行う環境を作り出していると指摘、高潔なる市民は皆、国の生産と進歩が影響を受けないような安全な場所へと国を導くためのあらゆる努力を支援するよう求められていると明言した。
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( 翻訳者:山本薫 )
( 記事ID:21504 )