司法権第一副長官「敵は必死で革命の輸出を阻止しようとしている」
2011年02月13日付 Mardomsalari 紙

司法権第一副長官は、イラン・イスラーム革命がもたらした成果とは、イスラーム世界における諸国民のアイデンティティの目覚めと再生にある、と指摘した。

 ISNAによると、ホッジャトルエスラーム・ヴァルモスレミーン〔※アーヤトッラーよりもワンランク下の宗教指導者への尊称〕のセイエド・エブラーヒーム・ライースィー氏は、「世界のすべてのものは、真理〔=神〕の顕現である。神がクルアーンで仰っているように、世界の未来は善良なる人々の手にゆだねられているのだ」と語った。

 同氏は続けて、「〔革命〕40年紀〔※革命30周年のあった2009年からの10年間〕を迎え、敵はどうにかして革命の輸出を阻止しよう試みている。しかし、殉教者たちの血が実を結び、今日我々は革命のメッセージが世界の他の国々へと伝播していく様子を目撃しているのだ」と述べた。

 ライースィー氏は、「革命30周年から40周年までの10年間は、進歩と正義の10年である。イスラーム神学校と大学の一体化を実現し、イラン革命が実践的にも理論的にも、世界の国家体制の模範、その他の国々にとっての優れた手本とならねばならない」と語った。

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( 翻訳者:米川千帆 )
( 記事ID:21507 )