サッカー観戦、電子カード時代はじまる―スポーツ暴力防止法施行へ
2011年02月17日付 Milliyet紙

法案が固まり、電子サッカーチケット化へ

スポーツ暴力防止を目的にした法案がトルコ大国民会議、司法委員会で決まった。

法案によるとサッカーのチケットが電子化される。観客は試合に行く為に電子カードを購入して見たい試合のチケットをカードにチャージする。スタジアムでこのカードを見せれば入場出来る。競技場内で、意図的に暴力をふるったり器物に損傷をあたえた場合、関係機関からの訴えがなくとも、刑罰に処される。

ダフ屋やフーリガンには重刑が与えられる。試合の前にダフ屋とフーリガンを通知すれば刑が与えられない。試合当日非番の治安警察官は、日当が二倍程度支払われ、任務にあたることがあり得る。

■「エルドアン首相の怒りの条項」

ファルク・ナフィズ・オザク国務大臣は計画の検討が一年半前から始められている事を明らかにじ、(「エルドアン首相の怒りの条項」という)こ表現に異議を唱えた。

トルコ大国民会議司法委員会は、スポーツ暴力防止法を目的にした案を、「醜悪で、劣悪な応援」というタイトルの第14条に関して論議する事から始めた。
共和人民党イチリ議員はこの変更が、「エルドアン首相の怒りの条項である事を」述べ、「この修正は、首相がガラタサライの試合で抗議をうけたためにもちこまれた」と述べた。

これに異議を唱えたオザク国務大臣は、計画が一年半前から始まっている事てエルドアン首相が抗議されたこととは関係がない、と述べた。

サッカー協会イルハン・ヘルバチ主席法務担当は「法案は、実は準備出来ていた。ベシクタシュ対ブルサスポルの試合で流血があった後に議論が再開されたが、その前までは保留されていた。これはガラタサライの試合に関した事ではない」と述べた。

イチリ共和人民議員は、法案に「侮辱」の罪が含められた事を批判した。侮辱とは、抽象的な事をさすものであり、風刺漫画家が何かを批判をするときには「侮辱」の技術を使っているとのべ、次のように続けた。

「エルドアン首相の怒りの法案であるが故に、全てのことを暴力防止だと言って全てを含めたがる。この法は誰でも彼でもに敬意を示されることを求めている。私は、誰にでも敬意を示すつもりはない。そのようにすれば、一種ロボットの様な人間を生み出すことになる。ブーイングは罪に問われるのか?そんなはずはない、しかし現在、この侮辱だとされれば、罪になる。フェネルバフチェの人が、「6-0」と書いたTシャツを着ても、ガラタサライの応援団を侮辱したことにされる。これも侮辱罪になってしまう。これで2年以上の罪だ。これでいいのか?口笛を鳴らす事も侮辱の中に入るべきでない、これも罰せられる。これはつまるところは、人間の自由の制限になる。」

公正発展党所属、アンタリヤ選出の国会議員アブドゥッラフマン・アルヂュも先週ペイパザル対シェケルスポール・バグサシュの試合を観戦したことに触れ、「バグサシュの千人の観客の内あるグループ50人が、試合開始後30分からライバルチームの観客を口にするのもはばかられるような言葉で罵倒した。この罵倒において誰も止めようとしなかった。我々はこれをどうやって防止すればいいのか?これをスタジアムから無くすべきである。このためには罰則は(やったことを)後悔させるようなものでなくてはならない」と述べた。

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(翻訳者:有田 潤)
(記事ID:21539)