ハッタト・ホールディング、イラン・ホドロ社と共同で自動車生産へ
2011年02月18日付 Yeni Safak 紙

中東最大の自動車メーカであるホドロ社は、ハッタト・ホールディングと新ブランドを立ち上げる。ホールディングの自動車部部長のイブラヒム・ハッタト氏は、ホドロ社との協力は、エルドアン首相が口にした「100%国産自動車」のための第一歩となると説明した。

ホドロ社はハッタト・ホールディングと新ブランドを立ち上げる。アブドゥッラー・ギュル大統領がイランを訪問した際、海外経済関係委員会(DEİK)に加盟するハタット・ホールディング傘下のヘマ・インダストリ社の会長と、ハッタト・ホールディング自動車部部長のイブラヒム・ハッタト氏が、2社の共同出資により新ブランドを立ち上げると発表した。

■国産自動車への第一歩

ハタット社の発表によると、この新ブランドでまずは自動車と軽商用車を生産する。工場はトルコに建設を予定しており、はっきりとした場所はまだ決まっていないが、チェルケズキョイを考えているという。イブラヒム・ハタット氏は、新ブランドへの出資額については明らかにしなかったが、ホドロ社との協力は、エルドアン首相がトルコ経営者組合(TÜSİAD)の総会で口にした「100%国産の自動車生産」のための第一歩となると説明した。

■契約は署名済

昨年の9月DEİKが主催し、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相とイランのムハンマド・レザ・ラヒミ副大統領が参加したトルコ‐イラン・ビジネスフォーラムでは、二つの商社の間で会社(設立)に関する重要な進展があった。このフォーラムに参加したホドロ社のジェヴァド・ネジェメッディン会長は、ヘマ・インダストリ社の施設を見学した。二社の間で契約書が交わされ、署名も済んだ。この契約書には両社が新ブランドを設立するための道筋が書かれている。

■初会合は今月(2月)中

この契約書によると、両社の専門家が参加して編成されるチームは、まずはトルコ、その後はイスラーム諸国会議機構加盟国の自動車市場と、この市場での需要について調査する。そして需要が明らかになった後、それに最も適したモデルの車を設計する予定だ。専門家チームは、その後、車のモデルの推定生産台数や値段の幅を確定する。初の会合は2月中に行われる見通し。

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( 翻訳者:杉田直子 )
( 記事ID:21550 )