シリアの首都ダマスカスで市民への警官の暴行に抗議するデモ
2011年02月19日付 al-Hayat 紙

■青年への警官の暴行を受け、ダマスカスでデモ

2011年02月19日『アル=ハヤート』

【カイロ、AFP】

反体制派のウェブサイトによると、100人を越えるシリア人が一昨日(17日)ダマスカス中心街で「シリア人青年に対する暴行と侮辱」に抗議した。

ドバイを拠点とする反体制派のウェブサイト「all4syria.info」によると、「ハリーカ地区の店舗経営者の息子でイマード・ナサブという名のシリア人青年と、同地区交通警官との間で言い争いが起こり、口論の末に警官3人が青年を殴打し、別の場所へ連行し暴行を続けた」。

同サイトが目撃者の証言として伝えたところによると、「青年の叫び声をあげて助けを求めている声が聞こえ、ハリーカ地区とダルウィーシーヤ地区の入口に数百人の人集りができ、すべての店舗が閉められていった。そして集まった人々は『シリア国民を蔑むな。アッラーの他に神なし』と叫び始めた」。また同サイトは「目撃者によると、一部の人々は『魂と血を貴方に捧ぐ、バッシャールよ』と叫び、バッシャール・アサド大統領支持を表明した」と付け加えた。同サイトによると、デモ参加者は3時間以上にわたって事件現場および周辺の市街地で抗議行動を続け、「同地区には警察幹部、そして最終的には内務大臣が現れ、青年を自身の車に乗せ、事件の調査を約束してその場を立ち去った」。

(資料)http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=qDHLsU-ik_Y

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( 翻訳者:青山弘之 )
( 記事ID:21556 )