■アズハル自由ウラマー連盟が指導部の退陣を要求
2011年3月1日 『アル=アハラーム』紙
アズハル自由ウラマー連盟がアズハル総長、(国家)ムフティー、宗教大臣、アズハル副総長、およびイスラム研究アカデミーの事務局長に退陣し、公的な宗教職から離れるよう要求した。
アズハルの若手によって結成されたばかりの当連盟は、昨日出された声明の中で次のように語った。「我々は徳ある方々に向け、人々や公的な機関にとって、真の自由と民主主義を採用するうえでの範となり手本となるよう訴えました。退陣を表明し、辞職することによって、アズハルの解放と待望されているその発展の可能性を広げることを求めたのです。」
この連盟のメンバーであるハーシム・イスラーム師は、宗教的な指導部の退陣によって目指されているのは、自由な選挙が行われ、彼らがそれに参加するための道を開くことにあると語った。また連盟は1月25日革命に関して過ちを犯した指導部がその過ちを認め、謝罪することを要求した。
(本記事は
Asahi中東マガジンでも紹介されています。)
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:八木久美子 )
( 記事ID:21670 )