国会、リビア・イエメン・バーレーンのムスリム人民を支持する声明を発表
2011年02月24日付 Jam-e Jam 紙

191名の国会議員は、昨日国会の演壇で読み上げられた声明の中で、リビア、イエメン、バーレーン、その他マグリブ諸国の指導者たちが自国の人民への虐殺に手を染めていることを非難した。

 国会議員らはこの声明で、これらの国々で遺憾な出来事が発生し、権力の座にしがみつくために歴史上のあらゆる独裁者によって行われてきた犯罪行為〔が今回も繰り返されていること〕に触れた上で、アメリカはカダフィの犯罪行為に対して沈黙し、どっちつかずの態度に終始していると指摘、同国は自国の利益を追求しているにすぎず、〔アメリカの言うところの〕人権のためならば、いかなる人道的基準も簡単に切り捨てる国だということを、こうした事実は示していると強調した。

 この声明は続けて、イスラーム諸国会議機構(OIC)に対しても、現実的な行動に踏み出し、これらの国々を支配する犯罪的な為政者たちに対して圧力をかけることで、無辜の民に対する殺戮を食い止めるよう、要求している。

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( 翻訳者:神田浩輝 )
( 記事ID:21691 )