民間トゥルコワーズ航空の運行免許、取り消される
2011年03月16日付 Radikal 紙

トゥルコワーズ航空の運航免許が、民間航空総局(SGHM)により本日(16日)取り消された。経済的理由、整備不良により3か月前に運航が停止されていた同航空会社は、こうして完全に業界から姿を消すこととなった。

■協議離婚により差し押さえから逃れる

国内線市場へと参入したこの航空会社は、短期間のうちに市場に6千万ドルの負債を抱え、航空機を差し押さえられた。この企業の最後の所有者であるニヤズィ・アイドアン氏の名は妻レンギン・アイドアンさんとジェット機の速さで離婚したことにより話題となった。負債により銀行に追われていたニヤズィ・アイドアン氏は、離婚前に全ての不動産を妻へと譲渡していた。

■ファドゥル・アクギュンデュズ氏がとどめ

3か月の運航免許停止期間満了間近になりファドゥル・アクギュンデュズ氏がこの企業を買収すると主張したことにより航空業界の全注目がトゥルコワーズ航空に再び注がれることとなった。
通常平均5百万から1千万ドルの資本金で航空会社は設立されているが、アクギュンデュズ氏が市場に6千万ドルの負債を持つ企業の買収を望んだことは注目を集めた。アクギュンデュズ氏は会見において自身の所有するイスラム形式のホテルへと、買収するトゥルコワーズ航空で旅客を運送する予定であると述べ、さらに買収後の同航空機では、男性と女性の座席を区別しアルコールのサービスも行わないと説明した。この動きが民間航空総局(SGHM)へと報告され(免許取り消しまでに)猶予期間がおかれることが望まれたが、結局免許の更新は取り消された。

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( 翻訳者:岩根匡宏 )
( 記事ID:21840 )