2012欧州選手権予選、オーストリアを下す―ヒディング監督「プレーには満足ではない」
2011年03月29日付 Hurriyet紙

トルコサッカー・ナショナルチームのグース・ヒディング監督は、2012欧州選手権予選でオーストリアを相手に2-0で勝利を収めたことで、予選の主導権を握ったこと、これには喜んでいると語った。

ヒディング監督は試合後の記者会見にて、試合前に「我々が予選の主導権を握る必要がある」と語ったことがチームに必要以上の重圧となったとし、試合を次のように総括した。

「最初の25~30分間は良い流れだったとおもう。ブラクが好機に決められない場面もあった。つきがなかった。しかし、この数分間でゴールを入れた。勝ち点3でうれしく思う。このゴールの後に我々は引き気味になった。この原因を突き止める必要がある。最初のゴールを決めた後、相手は心理的に押されていたのに・・。我々はさらなる得点を決められたはずなのに、それができず、相手に復活を許した。相手もいくつかチャンスをつくったら、危ない場面にはならなかった。ギョクハンは2点目を決め、一安心ということになった。難しいポジションだったが重要な得点を入れた。その後、相手のペナルティキックがあったが、(それを防いだ)ヴォルカンを称賛したいと思う。オーストリアは得点が2-0となった後、リスクを冒して背の高い選手をフォワードに投入した。勝ち点3なので満足だ。我々は6月に行われる次の試合に向かっている。しかし6月まで長い。もっと近い時期に試合があれば良かったのに。待ち遠しいし、落ち着かない気分だ。しかし、主導権を握ったことには満足している。」

ある質問に対し、チームに他の選手も加わることがありうるとしたヒディング監督は、最初の30分の試合は満足がいったが、批判すべき点もあるとし、「このチームがまだまだ勉強不足だということは、みなさんご存じでしょう。もう少し調整すれば、より良い試合ができる。最初の30分はその後の勝運を決めるのに重要である。皆、こうした試合を90分展開して欲しいと願うが、常にできるわけではない」と話した。

■カギを握る選手

怪我の長い療養期間を経てチームに復帰したアルダ・トゥラン選手であるが、まだ大きな試合でどう動けばいいか感触がつかめていなかったが、今日素晴らしい復帰を果たしたと述べたヒディング監督は、選手らに関して次のように述べた。

「アルダ選手は良いかたちで戻ってきた。もっと活躍してくれると信じている。例えば、ジェンク・トスン選手もどんな仕事をしてくれるのか、興味がある。恐らく、アルダ選手は90分間もプレーはできないが、彼は常に特別な選手だ。勝機を握る場面で、キーパーソンとなりうる選手だ、アルダ選手は。」

アルダ・トゥラン選手がゴールを決めた後、記者席に対して行った行為に関してヒディング監督は、「私は見ていなかったので、何も論評を下すことはできない。私は本当に記者席がどこにあるのかも知らない。ゴールが決まって喜んでいたとき、私が見たのはベンチの選手らがそばに寄ってきたことだ。そのあとは知らない。ただ、我々も感情をコントロールすることを覚えなければならないと思う。過度に興奮してはいけないということだ。私が本当のことを言っていると信じてもらえると思っている。エムレの韓国戦での行動についても、私の考えはチャンと述べたはずだ。」と説明した。

ヒディング監督は、オーストリアのゴールキーパーにゴール後ろの観客席から何かが投げつけられたことに関して、「遺憾である。現代のサッカーでこのような振舞いが、どこであれなされてはいけない」と言った。

特に、シーズン最初にトルコにあまりいなかったため批判されていたと指摘されつつ、なされた質問にも答え、次のように述べた。

「これは少し古い質問だ。シーズン最初にこのような批判がされた時、まさにその時期に私は自分の選手たちをいろいろ見ていたということは皆が知っていた。それにも関わらずあのような情報が流された。私には、トルコリーグでユニホームを着ている選手たちを注目する必要があったのと同じくらい、西ヨーロッパ諸リーグをも注目する必要がある。それを行っていたのだ。しかし、マスコミに出た報道によると、私は二人いたようだ。一人はヨーロッパにいて、もう一人はトルコで試合を見ていたということになる。サッカーファンのための重要なお知らせがある。来週末も選手を見るために他の国に行き、トルコにはいません、このことを申し上げたいと思う。ただ、A代表チームのためではなく、A2のために選手を見てくるつもりだ。」

ヒディング監督は、5試合で獲得したポイントと、うまくいったか否かについての質問にも、次のように答えた。

「もちろん、獲得した点数には満足していない。アゼルバイジャンでは負けた。ドイツでは負けそうな試合で負けた。とれたはずのポイントを我々は取れなかった。試合の総括は私個人ではなく、選手らがチームとして考えて行うべきである。このことについては6月と9月の試合の後に話せるとおもう。」

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


(翻訳者:藤永巌広)
(記事ID:21976)