在イスタンブル英国領事館、シリア在住英国人救出計画発表
2011年04月05日付 Radikal 紙


在イスタンブル英国総領事館のサラ=ムーニー副総領事は、ハタイでシリア在住イギリス人救出計画を発表し、「シリアで起こりうる混乱の後のイギリス国民救出に関して予備調査を行っている」と述べた。

さらにイギリス代表団は避難のためにジルヴェギョズとヤイラダウ国境門で調査を行った。ムーニー副総領事は、イギリス総領事館のスーザン=ウィルソン領事部長とともにアンタクヤ商工業会議所ヒクメト=チンチン会頭と理事会メンバーを訪問した。

ムーニー副総領事は中東における和平を支援していると述べ、「シリアで起こりうる混乱の後に、われわれが何を行うことができるか、シリアにいる約4000人のイギリス国民をどのように救出するかに関して、予備調査をおこなっています。われわれの望みは、そこでいかなる問題も起こらないことです」と述べた。加えてムーニー副総領事はトルコのEU加盟に関しても支持を表明した。

アンタクヤ商工業会議所(ATSO)のチンチン会頭もシリアで内戦が起きず、イギリス人も避難する必要がないことを望んでいる。チンチン会頭はアンタクヤでは様々な文明(人々)が友好的に共存しており、これは全世界への模範であると強調し、次のように続けた。「ハタイは様々な宗教信仰を自由におこなうことができる都市です。ハタイは国境にある都市です。シリアとトルコの間にはヴィザの免除があります。この国とわれわれの間には貿易関係がありますが、これをさらに活発にしていきたい」

チンチン会頭はトルコのEU加盟プロセスの延期を心配し、「この件において我が国に対して行われている理不尽な対応がやめられるよう望んでいます。この他に、EU加盟国で我が国の商品が事由に流通し、労働者の出入国が簡素化することを望んでいます」と述べた。

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( 翻訳者:佐藤悠香 )
( 記事ID:22043 )