ジーロフトの女性が四つ子を出産
2011年04月10日付 Jam-e Jam 紙

 ジーロフトに住む女性が3年に及ぶ不妊治療の後、女性にとって初めての出産で四つ子を産んだ。しかし現在、貧しい村人であるこの家族の父親は、子どもたちの未来に不安を隠せない。

 メフル通信によると、土曜日の正午に、ケルマーン州南部ジーロフト県の、とある貧しい村に住む若い女性が、3年にわたる不妊治療を続けたのち、ジーロフトの婦人科医院にて四つ子を出産した。

 この21歳の女性は、数年にも及ぶ〔治療の〕結果、3人の娘と1人の息子の母親となった。現在、赤ん坊たちの健康状態も良好とのことだ。

 ジーロフト県の中心部の村で単純肉体労働者として一家を支えるこの家族の父親は、現在4人もの子どもの生活費の確保に頭を抱えている。

 子どもの父親は、「私は肉体労働者で、過去3年間、妻の不妊治療のために多額の費用を負担してきました。神が授けて下さった恵みには感謝しています。しかし、現在の生活状況を考えると、子どもたちにかかる費用が心配です」と述べた。

 ジーロフトにあるカーシャーニー病院の医師によると、現在のところ産後の母子の状態は良好であり、まもなく退院するとのことだ。この四つ子の体重は、1300グラムから1800グラムである。

 産婦人科医のテイベ・サディーギー医師もまた、これに関して、「この度の出産は不妊治療を受けていたこの女性にとって、初めての出産で、帝王切開により分娩が行われた。目下のところ、母子ともに元気である」と述べた。

 この赤ん坊たちの母親であるザフラー・ライースィーは、「四つ子を出産できたのはとても幸せです。しかし、金銭上の問題があるので、子どもたちを扶養するのは私たちには大変です」と話している。

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( 翻訳者:三浦由佳理 )
( 記事ID:22109 )