トルコ緑月協会会長、「アルコール生産は人類への罪」
2011年04月13日付 Radikal 紙

トルコ緑月協会ムハッレム・バルジュ会長は、近い将来、アルコールや他の(依存性のある)製品の生産が、人類への罪のカテゴリーに加えられると表現した。

バルジュ会長は、書面で行った発表において、アルコールが、消費者に悪影響を及ぼす特徴をもつ、最も危険な麻薬性、揮発性の物質であると述べた。
あらゆる依存が他への依存をも引き起こすという主旨の評価に基づき依存度の高い麻薬性の物質の筆頭としてタバコとアルコールを挙げたと述べるバルジュ会長は、国連が今年をアルコール対策の年と位置付けたことを想起させた。
世界保健機関ヨーロッパ事務局が、ヨーロッパ諸国におけるアルコール消費を25パーセント減らすためのプログラムやキャンペーンを行っていると強調するバルジュ会長は、以下のように述べた。:

「我々の国でもこれらの状況に従いタバコは、タバコ・酒類市場調整委員会(TAPDK)により必要な法的整備が行われている最中であるが、現時点でアルコールについてはタバコのように印刷媒体における広告の禁止などの措置は実現していない。
近い将来、アルコールや他の(依存性のある)製品の生産が、人類への罪のカテゴリーに加えられ、(人々は)それらへの依存から解放されることになるだろう。特にトルコの若者たちが依存に陥らないために、この問題に関する健康や法的な側面における取り組み、そしてそのための学術研究が優先されている。」

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( 翻訳者:岩根匡宏 )
( 記事ID:22130 )