F1イスタンブル・グランプリ、今年で幕
2011年04月21日付 Hurriyet紙


トルコの、そしてイスタンブルの最大の国際的プロモーション・プロジェクトのひとつとして、政府とイスタンブル商工会議が共同で実現してきたF1グランプリ・イスタンブル大会が2012年には行われないことが決まった。

この件での進捗をツイッター上でフォロワーに知らせたイスタンブル商工会議会頭のムラト・ヤルチュンタシュ氏は、F1グランプリ運営組織の長であるバーニー・エクレストン氏が、1350万ドルの年間開催費用を、倍の2600万ドルに値上げし、これをトルコ政府が認めなかったことが、中止の原因であるとした。
ヤルチュンタシュ氏は次のように続けた。

「2012年には実施はできそうにない。これはイスタンブルに限ったことではないが、F1をイスタンブルで開催するには、F1グランプリ運営組織に支払わねばならない供出金が必要だ。我々が結んだ7年契約によれば、その金額は1350万ドルだった。財務省は、今日まで、この金額を契約にもとづききちんと支払い、グランプリの実施が実現した。最後の大会は、5月6~8日に行われる。つまり、イスタンブルでの最後のF1は、2011年5月6~8日となる。
 来年については、バーニー・エクレストン氏は2600万ドルを要求している。エクレストン氏のこの要求をトルコ政府は、とりあってくれなかった。エクレストン氏は、モスクワもこれだけ支払った、イスタンブルも同額だ、といっている。2012年のモスクワ開催は決まった。クレストン氏は、イスタンブルも同額を支払えば開催すると言っている。はっきりしていることは、2012年にはイスタンブルでは開催されないということだ。」

■ツイッターで発表

イスタンブル商工会議会頭のムラト・ヤルチュンタシュ氏は、F1グランプリが2012年にはイスタンブルに別れを告げることを、ツイッターの彼のアカウント、myalcintas で発表した。ヤルチュンタシュ氏は、「フォーミュラ―・イスタンブル投資株式会社の役員会を開催した。来年は、イスタンブルではF1グランプリは行えない見込みだ」とトゥットいした。

F1グランプリ運営組織関係者は、今後7年間のために、合計1億7500万ドルを要求している。世界モータースポーツ連盟は、2012年の年間予定をケメルため6月に最初の会合を開く。エクレストン氏が要求を撤回しないかぎり、来年、イスタンブルでの開催は行われない。

■サーキット施設には、2億ドル

2001年に大きな経済危機の最中にあったトルコは、当時のイスタンブル商工会議者会頭メフメト・ユルドゥルム氏の努力により、F1グランプリの開催のため、世界でもっとも良いサーキットの一つと言われるイスタンブル・パークをクルトキョイに建設した。このサーキットには、約2億ドルが投じられた。グランプリ開催のため、トルコ商工会議所連合をはじめとする複数の公的機構が共催者となった。2003年にF1グランプリ運営組織と結ばれた契約に基づき、2005年からイスタンブルで開催のはじまったF1グランプリのために、トルコ共和国政府はF1グランプリ運営組織に対し、7年間で合計9450万ドルを支払った。

■モスクワは2600万ドル支払い

F1グランプリ・イスタンブル大会の継続契約のための交渉は、モスクワの登場で難航した。F1グランプリ運営組織のバーニー・エクレストン会長がモスクワでF1を開催するために提示した2600万ドルの要求に対し、ロシア側はイエスの返答をだした。その結果、契約が先日、結ばれた。この契約の結果、バーニー・エクレストン氏がイスタンブルに対しても2600万ドルの要求を値下げする見込みはなくなった。

世界的なモーター・スポーツの頂点とみなされるF1グランプリでは、毎年、世界4大陸で一連のシリーズとして大会が開催される。何億という人がテレビで観戦するこの競技には、単にもっともすぐれたドライバーだけでなく、もっともすぐれた技術者やデザイナーらも、参加チームのメンバーとして集まる。チームの背後にある自動車会社は、最新の技術を用い、一歩でも先んじようと競う。フォーミュラという言葉は、自動車生産者が従わなくてはならない規則の総体を意味している。規則の最初のページでは、世界モータースポーツ連盟が認定したモータースポーツのなかで、このシリーズがもつ重要性が強調されている。F1グランプリは、F1グランプリ運営組織のオーナー、バーニー・エクレストン氏が運営している。

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(翻訳者:トルコ語メディア翻訳班)
(記事ID:22216)