イラン、防衛力を誇示:国軍閲兵式で
2011年04月19日付 Jam-e Jam 紙


アフマディーネジャード大統領「イラン軍は、地域及び世界の諸国民にとって安全と友好の請負人である」

 昨日イマーム・ホメイニー聖廟近くで、大統領をはじめ文民ならびに軍関係者らの列席のもと、「国軍の日」記念式典が行われた。

 IRIBによると、この式典では「ハータモル・アンビヤー(預言者の封印)」防空部隊など、軍の能力の一部が披露された。時を同じくして、他の諸州では国軍の閲兵式が行われ、またペルシア湾海上でも国軍海上部隊の艦船による海上パレードが行われた。

 重火器の〔高度な〕コントロールや頑強な装甲、より馬力のあるモーターなど、最新の技術を装備した新型戦車「ゾルファガール」も、昨日の式典で披露された成果の一つである。

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イラン軍は地域及び世界の平和の請負人である

 大統領はこの式典で、今日イラン国軍は世界で最も民衆的で最も強力、かつ最も愛される軍隊であると述べた上で、「イラン軍は、地域ならびに世界の全ての諸国民にとって、安全と平和の請負人である」と語った。

 マフムード・アフマディーネジャード氏はさらに、「神の後見のもとで行動する国軍は、実のところ神の指揮下にあるのであり、このような軍隊は神の軍であり、無敵である」と付け加えた。

 大統領は、我々の愛すべき国軍は〔革命以来〕32年間、最高指導者の監督に服してきたお陰で、様々な領域において、成功と栄光に浴してきたとした上で、「イランの独立・栄誉・栄光の守護者である国軍、そして陸上部隊の果たしてきた役割は、他に例を見ないものである」と述べた。

 同氏はさらに、「軍、そして我々の永遠の英雄である国軍は今日、疲れを知らぬ努力と進取の気質、そして独創性によって、国防に必要な全てのものを自ら確保していることを、高らかに宣言しなければならない」と続けた。

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( 翻訳者:米川千帆 )
( 記事ID:22278 )