パナソニック人員削減、ただしトルコ子会社は影響なし
2011年04月28日付 Milliyet 紙

トルコ・パナソニック社は、日本の家電メーカー・パナソニック本社の大坪文雄社長が本日(28日)に、2012年3月期決算に関し同社の経営方針を発表したとのべ、「パナソニックが3万5千人を人員削減」というニュースは正確ではないと発表した。

発表によると、2013年3月末にパナソニックグループ内で35万人体制にする予定であり、2011年3月時点のパナソニックの従業員数は36万6937人であるという。「従って、噂された2012年度末までの人員削減数は3万5千人ではなく、約1万6千人というのが妥当」と説明された。

■ 人員削減はトルコ子会社には影響はないだろう

会見では人員削減は子会社であるパナソニック・トルコには影響はないだろうとされ、次のように続けられた。

「本日行われた『エアコン事業進出』会議においてパナソニック・トルコ株式会社の鈴木茂雄CEOは、同社の目標と期待を次のような言葉で表現しました。『トルコは、パナソニックにとって戦略的市場です。 2010年はわれわれにとって目標を達成させることのできた非常によい1年となりました。 2011年には、前年比40%増を目標に設定しました。2011年にパーソナルケア家電、洗濯機、本日からはエアコン製品の生産規模も一層、拡大させます。』」

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( 翻訳者:富田祐子 )
( 記事ID:22313 )