ニューヨークのタクシー受注競争、トルコのカルサン社破れる―受注は日産
2011年05月04日付 Yeni Safak 紙

トルコのカルサン・オートモーティブとアメリカのフォード・モーターも参加したニューヨークのタクシー車両入札で、日本自動車メーカー日産が勝利を収めた。

北米日産による発表では、ニューヨーク市の代名詞となる「次世代タクシー」生産のため開かれた入札で同社が選ばれたことを誇りに思っていると述べられた。

発表では、「ニューヨーク市のタクシー・リムジン委員会(TLC)による2年を超える選考の結果、2013年以降ニューヨーク市のためのタクシーの専用車両として日産のNV200が選ばれた」と明らかにされた。

フランスのルノー傘下にある日産(北米)のカルロス・タバレス会長は、ニューヨークの次世代タクシーを生産することになり誇りに思っていると述べ、「NV200タクシーを通じて、日産は責任をもって自動車の品質と、1日60万人を超えるタクシー利用者がいるニューヨークの活気に対応できる能力を証明するつもりです」と語った。

タバレス会長は、入札は1万3千台の車両生産を見込んだものであると語った。

ニューヨーク・タイムズ紙は一昨日前の記事で、ニューヨークのタクシーの入札で最終選考に残ったカルサン社の「V1」は、ニューヨーク市のタクシー・リムジン委員会(TLC)の決定により選考からもれたと伝えた。
記事では、「次世代タクシー」入札で日産とフォードと共に最終選考に残ったカラサン社が敗れた理由として、「アメリカ市場に進出したことがないため、新しいデザインを信頼性を持って市場に提供するという点において不利であった」と述べられていた。

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( 翻訳者:釘田遼香 )
( 記事ID:22366 )