イラン、クウェート外相の発言に遺憾の意を表明
2011年04月27日付 Jam-e Jam 紙

ラーミーン・メフマーンパラスト外務報道官は、クウェート外相がアル・アラビーヤ放送との会見で、いわゆるスパイ・ネットワークと通じ、他国の内政に干渉しているとしてイランを告発する発言を行い、それがクウェートの各メディアで一斉に報じられたことに対し、深い遺憾の意を表した。

同報道官は、以下のように述べた。「我々の見るところ、クウェート外相の発言は、地域の利益に沿うものとは思われない。我々は、地域の当局者たちが、地域の抱える問題解決に資さないような性急な発言はいかなるものも控え、先見の明のある賢明な政策を選択することを期待している」。

外務報道官はまた、ホワイトハウスの住民に対して熟慮した発言を行うよう呼びかけ、シリア内政にイランが干渉しているとするヒラリー・クリントンの発言を繰り返しているに過ぎないとして、バラク・オバマの根拠のない発言を否定した。

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( 翻訳者:森田沙里 )
( 記事ID:22371 )