ヌリ・シャーヒン、レアルマドリードと合意
2011年05月09日付 Zaman 紙


スペインの名門レアル・マドリード、ボルシア・ドルトムントのトルコ人スター選手、ヌリ・シャーヒンの獲得を発表

トルコ代表ヌリ・シャーヒンは、スペインのレアル・マドリードと6年契約で合意した。

ヌリ・シャーヒンは、ドイツブンデスリーガのボルシア・ドルトムントで今シーズン優勝を飾り、ハイレベルなパフォーマンスを発揮したが、名門レアル・マドリードへの移籍決定後、初めて会見を行った。NTVスポーツの生放送に出演したトルコ代表ヌリ・シャーヒンは、非常に興奮しており、レアルでトルコの代表として誇りをもってプレーしたいと述べた。

ヌリはまず、「とにかく、いまは大変興奮している。モウリーニョ監督と話ができて大変嬉しい。6年の契約を交わした。世界最高のクラブでトルコの代表として誇りをもってプレーしたい」と述べた。

■「今後、トルコ代表を選んでくれることを願う」

シャーヒンは、ドイツ在住のトルコ系サッカー選手がドイツ代表を選択する傾向は今後変化するのか問われると、「偉そうなことを言うつもりはない。メスート(オズィル)が今日まで収めてきた成功を無に帰すものであるから。僕はいつも欧州でトルコを代表したいと言ってきた。トルコ代表を選択し、レアルでプレーすることは大変名誉なことだし、とても誇りを感じている。ここドイツにいる同胞はドイツ代表を選択してきた。今後、トルコ代表を選択することを願うよ」と話した。

■「ビッグクラブでのプレーに憧れていたけれど・・・」

「レアルでプレーすることに憧れはあったか」との問いには、「トルコ代表でのプレーには本当に憧れていたけれど、レアルでプレーすることになるとは思わなかった。リュシュテュ(元トルコ代表)が最初にバルセロナでプレーし、エムレ(トルコ代表)が続いた。自分の憧れのなかにそういったクラブはあったけど、レアルでプレーすることになり本当に嬉しい」と答えた。

■「モウリーニョと話すことができて夢のようだ」

シャーヒンはレアル・マドリードのジョゼ・モウリーニョ監督と事前に話し合いをもったことを明らかにし、「移籍前にモウリーニョと話してみたかった。彼も僕と会ってみたいと言ってくれたんだ。僕のことを昔から注目していたってね。レアルで僕がプレーするのを見てみたいと言ったんだ。電話で彼と話したなんて信じられなかったんだ。とても興奮したよ。電話の後、僕の代理人に『今誰と話した?』と聞いてしまったよ」と話した。
レアル・マドリード所属で、ドイツ代表のトルコ系メスート・オズィルについて、「メスートとは良く連絡を取っていてとても仲が良いんだ。共に成功できるように」と語った。

■ハミト・アルトゥントプもレアルへ?

ハミト・アルトュントプのレアル移籍が取り沙汰されていることについて、「ハミトとも会って、移籍の件も話しているよ。うまくいくといいね」と答えた。

■「言葉の問題はない」

シャーヒンは言葉の問題はないと述べ、「多くの選手は英語を話すし、モウリーニョも英語を話すので問題はないよ。それに、スペイン語の勉強もしているよ。言葉の勉強が好きなんだ。1年2ヶ月前にスペイン語の勉強をはじめたけど、もちろんその時はレアルにいく事になるなんて夢にも思わなかったよ。妻と一緒にスペイン語を学んでいるんだ」

■背番号は?

シャーヒンは最後に、「マルセロ(レアル所属の選手)とは対戦してきたし、 ケディラ(レアル所属の選手)も知り合いで、ドイツでプレーしていた。背番号は決まっていない。ユニフォームを着たら番号は重要じゃないさ」と締めくくった。

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( 翻訳者:山根卓朗 )
( 記事ID:22436 )