外貨の無制限供給、今日から始まる
2011年05月14日付 Jam-e Jam 紙

バフマニー総裁:中央銀行はすべての需要者に対してあらゆる量の外貨を売る
 中央銀行総裁は「外貨の市場価格に均衡をもたらすために、本日(土曜日)から、外貨の無制限供給を開始する」としている。

 マフムード・バフマニー総裁のこうした発表は、最近の市場におけるドルおよびユーロの高騰に対する措置である。ジャーメ・ジャム紙をはじめとするわが国のメディアは、先週木曜日、1ドル1,200トマーンにまでドル価格が高騰し、ユーロに関しても1ユーロ1,710トマーンという記録を達成したことを報じた。

 情報筋はこの高騰の原因を、ある通達を通じて中央銀行が市場への外貨供給を意図的に制限しているからだと語った。

 こうした情勢を受け、中央銀行総裁はファールス通信の取材に対し、本日土曜日から「需要者全員」に対して外貨を無制限供給すると発表した。

 中央銀行の現在のやり方では、外貨は認可を受けた両替商に為替を通じて供給されるが、これに対しバフマニー氏の発言からは、今後はおそらく、個人も法人もともに銀行から外貨を受け取ることができるのではないかと推測される。バフマニー氏は「外国為替市場では、需要者は中央銀行から外貨を必要なだけ受け取ることができる」と述べている。

 同氏はまた、「ドルおよび外国為替市場で数日前に起きた出来事〔=外貨の高騰〕は、仲買業者たちによるものであった」とも指摘し、さらに「こうした状況において、我々は幾度となく国民に対し、心理的な流れに影響されないよう、また投機的なドル及び金貨市場に足を踏み入れないよう警告してきた」と強調した。

 中央銀行総裁はここ数日間の外国為替市場で発生したバブル現象について指摘した上で、ここ最近外貨を購入した人たちに向けて、次のように述べた。「自由市場においてドルや外貨を買おうとしている人たちは、世界的な価格水準に留意すべきだ。つまり、外国為替市場でバブルが発生していることに注意しなければならないということだ」。

 バフマニー氏は、中央銀行がドルをはじめとする外貨市場をコントロールしていることを強調した上で、「価格が仲買業者たちや投機筋によって高騰するような事態を、我々は決して許さない。もし暴利をむさぼるものたちが価格を市場で吊り上げようと考えているならば、そのような者たちは中央銀行が市場を完全にコントロールしているということを理解すべきである」と加えている。

〔‥‥〕

Tweet
シェア


関連記事(外貨高騰対策で特別チームを設置:外貨の価格上昇を望む一部業界の要望は拒否)
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:小野大器 )
( 記事ID:22592 )