エジプト政府、革命中の通信切断措置による損失の補償問題を6月には決着へ
2011年05月24日付 Al-Ahram 紙
■ ウスマーン通信相:「6月に通信およびインターネット切断の補償問題を決着」
2011年5月24日付『アル=アハラーム』
【サフル・ザフラーン】
マージド・ウスマーン通信情報技術相は、1月25日革命の際にとられた通信切断措置によって通信・インターネット会社が蒙った多大な損失の補償問題を来る6月末には解決すると発表した。
ウスマーン氏はまた、イサーム・シャラフ首相がマイクロソフトのアリー・アル=ファラマーウィー副社長と、今後のエジプトの経済成長の可能性について協議したことを明らかにした。
シャラフ首相は会談後の記者会見において、次回の議会議員選挙と大統領選挙の投票では、投票への不信感が生まれることや選挙結果への異議申し立てができなくなることのないように、電子投票ではなく、国民番号に基づく一般的な従来の形式を採用すると述べ、政府は選挙日程の調整を終えようとしているところだと指摘した。
またファラマーウィー氏は、エジプトはその発展に伴い、投資を引きつけるより大きな市場となり得ると述べ、国外在住エジプト人は国民の力であり、活用し得る大きな可能性を秘めていると強調した。
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( 翻訳者:栗原友美 )
( 記事ID:22629 )