マカーレム=シーラーズィー氏、占いの流行に警告「ジンが人の生活に干渉しているという主張はまやかし」
2011年06月02日付 Mardomsalari紙

アーヤットラー・マカーレム=シーラーズィーは「社会全体にジン(霊)使いや占いに関する議論が流行」しているとされる問題に対し、反応を示した。

 マルジャエ・タグリード〔シーア派宗教最高指導者〕である同氏は、イスラーム法学の上級クラスの講義の冒頭、次のように言明した。

コーランによれば、知性と理性を持ったものには三つのグループがあり、ジンと天使と人間がそれにあたる。これは確かなことである。ジンは実在するし、理性ももっている。この存在者はカーフィル(不信心者)である場合も、〔神の〕信徒である場合もある。このことは聖コーランによると確かであり、否定の余地はない。しかし、我々個々の生活にジンが干渉しているというのは、間違いであり、まやかしである。

 同氏は続けた。

この種の問題にかかずらっている人々には、二種類いる。第一のグループは、空想にとりつかれ、自分の人生の困難をジンや運・不運のせいにする人々である。このことについて、〔まっとうな〕主張をしたり、自分の主張を証明するような証拠を持った人を、われわれは見たことがない。

もうひとつのグループはペテン師や詐欺師であり、彼らは稼ぎを得るためにこの類いのものにすがる人々である。最近目にするようになった、政治的動機を追求するためにこれを用いる者もいる。このグループの連中の中身は空っぽだ。ただし、詐欺には通じている。彼らは〔一般の〕人々に、我々はジンを捕まえた〔‥‥〕などと言う。こうした主張はすべて、イカサマである。一般大衆は、この種の問題にかかずらってはならない。〔社会を指導する〕特別な立場の人ならなおさらだ。我々はこれまでの人生の中で、この種の問題が妄想とペテン以外の何ものでもないということを知っている。

 同氏はさらに、次のように強調した。

この種の思想は、我々の社会から一掃される必要がある。ジンと呼ばれる存在者は存在する。しかし彼らは、我々の生活に干渉したりはしないし、また我々も彼らの生活に干渉しない。しかしこのような民間信仰が時に上層部に及び、〔そこからさらに〕人々に影響を与える可能性がある。〔‥‥〕この種の連中は人間の弱点を利用して、脅迫するなどして弱い人たちを自分の影響下に置くのである。国の責任者たちは、彼らの動きを阻止しなければならない。


〔‥‥〕

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(翻訳者:古賀夏樹)
(記事ID:22747)