保健相「我が国でのエイズ第2波、第3波に警戒すべきだ」
2011年06月02日付 Jam-e Jam 紙

 マルズィーイェ・ヴァヒード・ダストジェルディー保健相は、女性におけるエイズ〔患者〕の数は増加していないと指摘しつつ、「我々は、我が国におけるこの病気の第2波、第3波を警戒し、危機感を持つべきだ」と述べた。

 マルズィーイェ・ヴァヒード・ダストジェルディー保健相は、「アーリヤー通信」との会見の中で、「我々は現在、我が国におけるエイズ〔患者〕の正確な数をつかんでおり、22727人である。この数字は過去7年間、全国から正確な報告を受けて数えられたものだ」と述べた。

 同相は続けて、「きわめて重要な警告として指摘しなければならないのは、この病気の第2波、第3波を警戒し危機感を持つべきだ、ということである。この病気にかからないよう、危険に満ちた性行為を行っている者には、警告を与えなければならない。将来、男女問わず感染爆発が起きないか、我々は総じて懸念しているのである」と述べた。

 同相はまた、「我々はすべてのメディアに、このことについて報道するよう求めたい。というのも、社会にはエイズ・キャリアがおり、そのうちの半分はこのウイルスに感染している〔※「発症している」の間違いか?〕と予想されているためだ。結果として、危険に満ちた性行為を行っている者はHIVウイルスに感染する危険にさらされているのである」と指摘した。

 マルズィーイェ・ヴァヒード・ダストジェルディー保健相は最後に、「幸運にも、注射の使用によるエイズ感染の予防はよく管理されており、我々はこの点で多大なる成功を収めてきた。総じて、我々の懸念は将来に対するものである。人々にはこの問題を真剣に考えてもらいたい」と述べた。

 エイズ予防局は、医学系の大学複数から集めた、1390年ファルヴァルディーン月1日[西暦2011年3月21日]までの統計に基づいて、総計22727人のHIVウイルス感染者を確認した。この報告によると、このうち91.7%は男性で、8.3%が女性である。

 この報告はまた、現在までエイズに感染していることが確認された人たちのうち4187人が死亡、そのうちの46.5%は25歳から34歳の年齢層に属していた。

 またこの報告によると、65年〔西暦1986年〕からこれまでに記録されたエイズ感染の最たる要因は、「麻薬使用時に道具を共有した」69.7%、「性的関係」9.8%、「輸血・血液製剤」1.1%、「母子感染」0.8%で、現在まで感染経路が判明していない人々は18.6%である。

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( 翻訳者:飯島美紀 )
( 記事ID:22823 )