トルコ、シリア国境を閉鎖しないことを決定
2011年06月10日付 Milliyet 紙

シリアからの難民の殺到に対し、国境を閉鎖しないこと決めたトルコでは、最悪のシナリオに対し、どのような対応が可能かの検討が始まった。

ヒュッリイェト紙のインタビューに応じた政府間関係者は、このシナリオの中には、何万という人がトルコへの避難をはじめた場合にそなえ「緩衝地帯」をつくることも含まれているが、それは現時点、あるいは、近い将来に実施されることは考えられていないと述べた。

■エルドアン首相「アレッポは戦車で一杯。無政府状態に近い」

エルドアン首相は、「3日前に、アサド大統領と電話で話した。彼は、私に、違う説明をした。警官が殺された件でも、伝えられているのとは違う情報が届いている。憂慮している」と述べ、次のように続けた。

「アレッポでは、残念ながら、事態は悪い方向に進んでいる。アレッポでは、道は戦車で一杯だ。シリア側の説明では、ハタイ側は、おそらくコントロールできなくなっているらしい。そのような状況だ。アレッポに対し、現在、彼らなりの手立てをとっているといっている。アレッポには、トルコ側にいる親せきと強い絆のある人々がいる。このため我々も対応をとっている。準備を整えてるところだ。なすべきことがあれば、それをやる。この金曜、日曜が重要だ。」

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( 翻訳者:トルコ語メディア翻訳班 )
( 記事ID:22831 )