トルコサッカー界でも八百長疑惑で逮捕者
2011年07月03日付 Milliyet 紙
逮捕!アズィズ・ユルドゥルム・フェネルバフチェ会長
逮捕!アズィズ・ユルドゥルム・フェネルバフチェ会長

サッカー界で八百長疑惑に向けて、イスタンブル特任共和国検察局と警察の協力体制で始められたスポーツTOTOスーパーリーグアジア銀行ファーストリーグの2010年から2011年シーズンの全試合に対する取り調べにより、フェネルバフチェ・スポーツクラブ会長アズィズ・ユルドゥルムを含む50人が逮捕された。
最後に逮捕された者の間には、フェネルバフチェの伝説的選手ジェミル・トゥランも含まれている。

特任共和国検事のメフメト・ベルク氏により指揮され、2010年にはじめられた取り調べの一環として、イスタンブル、アンカラ、イズミル、アンタリヤ、トラブゾン、エスキシェヒル、スィヴァス、ギレスン、ディヤルバクル、メルシン、ボルで、今朝強制調査が始められた。その結果、フェネルバフチェスポーツクラブ会長のアズィズ・ユルドゥルム、スィヴァススポーツクラブ会長メジュヌン・オドゥヤクマズ、フェネルバフチェクラブ副会長シェキプ・モストゥルオール、フェネルバフチェクラブ財務担当タメル・イェルコヴァン、フェネルバフチェスポーツクラブアマチュア支部組織ジェミル・トゥラン、エスキシェヒルスポーツ監督ビュレント・ウイグン、エスキシェヒルスポーツの運動コーチのウミト・カラン、ディヤルバクルスポーツの元会長アブドゥルラハマン・ヤクト、アルタイスポーツクラブのエルマン・エルタシュ社長、監督のレヴェント・エリシュ、選手マネージャーのタルク・オゼルテム、オズデン・アルスラン、セルダル・ベルキン、フェネルバフチェ選手エムレ・ベロズオールの甥ヴォルカン・バフチェカプル、ギレスンスポーツ会長オメル・ウルキュ、ギレスンスポーツ旧代表ハカン・カラアフメト、ギレスン・スポーツサポータークラブ会長オズデン・テュテュンジュ、メルシン・トレーニング場クラブ副会長ベシル・アジャルとスタンドリーダーのムラト・タニシュ、ゲンチレルビルリイの元副コーチのジェンギズ・デミレル、選手のエマニュエル・エメニケ、コルジャン・チェリカイ、メフメト・ユルドゥズ、セゼル・オズトゥルク、メフメト・ボズ、トルコサッカー連合のうち3人の職員、数人のマネージャー、クラブ運営者も含めた50人が逮捕された。

他の県で逮捕された者達は、取り調べの行われたイスタンブルに搬送された。

イスタンブルで逮捕された者達と他県から連れてこられた者は、警察署に連行される前にハセキ教育調査病院で健康診断を行った。

フェネルバフチェ運営委員会イルハン・エクシオール委員も行方が追われているこの取り調べのうちで、選手セルカン・チャリクとセルダル・クルビルゲも逮捕されることが分かった。

60の別の住所へ調査が行われた取り調べのうちで、フェネルバフチェクラブ本部ビル、トラブゾンスポーツ、ベシクタシュ、そしてスィヴァススポーツクラブのビルも調査された。他に、逮捕されたクラブ運営者、マネージャー、選手の何人かは自宅や仕事場も調査された。

2010年に始まった取り調べにおいて、前述の諸クラブの2010年から2011年のシーズン中の全試合が調査されたことが明らかになった。

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( 翻訳者:倉田杏実 )
( 記事ID:23132 )